白と灰色と淡いブルーを帯びた空。
空気は朝もやに霞んで 吸い込んでは白い息を吐く。
囁いた。
<ねえ、アネモネ>
足先から伝って鮮やかな花が咲き乱れてゆく。
目が覚めるような濃い紫の彼女が見上げる。
<君はいつも綺麗だけど、今日は一段と そう思うんだ>
あなたに本当の私は見える?
もの言わぬ彼女から伝わるテレパシー。
<紫の奥を見て
目を近づけて
アネモネの顔と見ているものが消えるまで
何もない色はもう色ではない>
そして彼女は艶やかなその目を閉じ、また花に戻ったのだ。
アネモネを描いた。
はい、レンチンしますよ
甘じょっぱくて美味しい~




