今あるものを受け入れる、
そのままであるというのは不思議だ。

読んでいる本に目を落とす、
内容に没入すること。
片手のコーヒーの温かさ、
その香りと味わい。
そのひとつひとつの動作が、
普段自分のもの、
自分自身に関連したことなんだと、
見て、思い込んでいる。

“自分が読んでいる”
“自分が味わっている”
たった今、ここで。
そういう当たり前な何かを、
一瞬でも落としてみる。

目に映るすべて
聴こえる音すべて
身体の感覚
心地よさ
不快感
思考。

意識と呼んでいるもの
そのなかのすべて。

ただこれがある。




マスカットの女を描いた。




紫川 (通称) の流れを眺めながら、
橋を渡っていると
風が気持ち良い。





ちょっとめずらしい?タテナガの雲。