深み沈黙のなかあなたとわたしもないその深み目を閉じて暗闇のなか世界を閉め出すように元より失うもののない自分を失うように“自分”だと思っているそれは言葉知識イメージ記憶で出来た実態のないもの瞬間は振り返る間にも過去新鮮さは時という思いも無い今沈黙その深さを知る誰もいない感じること感じるものそのものあなたとわたし沈黙そのもの始まりも終わりもない距離もない分かち合うそのものたった今も渓谷を描いた。