どこか探し求める衝動に目もくれず、
ただここにあるだけ。

誘惑の風に乗って
探すこと自体を好奇心のまま楽しむこと、
そして蜘蛛の巣に捕らわれるように苦しむことも。
歩けば歩くほどに、探求の道は続いていく。

距離のないここで、
まどろむように
たたずむ。

何も見つからず
判断のひとつもなく
見ている誰かもない

ただあるだけの。

蝶が花の蜜を飲む。
蝶は蝶を知らず、
花は花を知らない。
蝶でもなく、花でもないものが、あるようにある。
自然に。




ハニーバタートーストを描いた。