今でも、確かに思い出す。


課題のプリントの束。

ノートの切れ端に、遊び心満載の文を書き連ねた手紙を、授業中にこっそり回して。

学祭で目にしたファッションショーの純白のウェディングドレス。
手作りサーターアンダギーを揚げる匂い。

いつも身に付けてたスモックに染み付いた油絵の具。

部室の窓から覗く夕闇に呑まれる空。


・・・そんな映像がパズルのピースみたいに
頭をよぎった。


だいぶ昔を思い出した(笑)


これを聴いたからだと思う。


『ファントーム』。
宇多田ヒカルのニューアルバム。


本当に久しぶりの新作。
個人的な感想だけど、
彼女の震えるような繊細なビブラートと、丁寧な曲作りはやはり良い。

ただ、オトナな曲を作るようになったなあと思う。
しっとりと落ち着いた、素敵なアルバム。
ゆっくり聴き込みたい。

昔の、鮮烈なきらめきを放つ楽曲が
少し恋しくなったりもするけど。


CD聴きながら、
思い出されるものをなぞって。
まるでそこにあるものみたいに。

何だか、カラオケ行きたくなってきたオカメインコカラオケ