昨日、義妹(旦那の妹)夫婦が我が家に来てくれました。同じ町内に住んでいる義父にも来てもらって、みんなで集まることに。
以前書いた記事でも少し触れたのですが…
私たち家族(+義父)と義妹夫婦は普通の親戚付き合いができる関係ではありません![]()
その理由はエホバの証人という宗教。
義妹夫婦は熱心な信者である一方、義父と旦那は排斥(簡単にいうと破門扱い)になっており、身内だろうと親しく付き合うことは許されていません。(ちなみに私の母も同じ宗教の信者なので、そのルールに則り、我が家がどんなに大変な状態でも直接助けてくれることはありません)
そんな関係の義妹夫婦が訪ねてきたのには、理由がありました。
義妹の旦那さんはネパール人です。それもあり、この度ネパールに移住することにしたとのこと。来週発つ予定だそうです。
日本に戻ってくることはないでしょう。今後80歳近い義父が危篤になっても、駆けつけることはできないと思う。
今生の別れになると分かっているから…
宗教の教義的にはアウトだけどわざわざ会いに来てくれたのです。
義妹と会うのは4年4ヶ月ぶり。
最後に顔を合わせたのは義母が亡くなった時で、私は長男を出産する直前でした。だから、義妹は甥っ子である長男とも次男とも初対面です。
長男は風邪気味で療育をお休みしており、外出できないことが悲しくて泣いていましたが、次男は突然の訪問客にニコニコ。義妹夫婦は、長男と次男を見て目を細め、可愛いねと言ってくれました。
室内ジャングルジムを得意げに登ってみたり、ぬり絵を披露したり、おもちゃを並べて見せたり…初めて会う叔母さんと叔父さんだけど、人見知りもない次男。場を和ませていました![]()
義妹の旦那さんは、丁寧に私に承諾を取ったあと、長男と次男の動画や写真を撮っていました。
義父の世話をしない義妹にはあまりいい感情を持ってなかった私でしたが、普通に人当たりがよくて感じのいい女性でした。
義妹は私とにこやかに話してくれました(私は破門にされておらず、フェードアウトして宗教をやめた身なので、親しく付き合っても問題はないです)が、旦那と話す時は表情も口調も堅くなりました。
でも、次男が旦那に抱っこされて、
「パパ、大好き」
と言う言葉を、
「そうだよね、パパが一番だよね」
と嬉しそうに聞いている義妹を見て、自分の兄である旦那のことを心底嫌っているわけではないと分かりました。
神とか宗教が絡むと、難しいんだよね。
割り切れないから。
私は義妹に長男の障害のことも話しました。
「今日はリハビリだったんだけど、体調がイマイチでお休みにしちゃって…」
「リハビリって何をやってるの?」
「作業療法って言って、人とのコミュニケーションを取れるように先生に関わってもらってるんです」
「頑張って勉強してるんだね」
義妹は偏見なく受け入れてくれました。
肯定的な言葉に救われた![]()
義妹は義父の体調を気遣い、あとのことはよろしくと旦那と私に頼んでいきました。
帰り際、次男は義妹夫婦に、
「バイバイ。またね〜」
と言ってました。
──普段『またね』なんて言わないのに。
多分『また』会うことなんてないのに──
義妹の旦那さんは穏やかな笑みを浮かべ、
「またねー。大きくなったらネパール来てね」
と次男に返してくれました。
なんだか、とても切なくなった。
義妹夫婦はチョコレートケーキと、ネパール製のTシャツをおみやげに置いていってくれました。Tシャツは旦那のと、私のと、子ども用のものを1枚ずつ。ちょっと大きかったけど、4年も会ってないから私たちの服のサイズは分からないよね。それでもこうやって持ってきてくれた気持ちが嬉しかった。
旦那がもらったTシャツを広げ、
「妹が俺に物くれるなんてな…」
とつぶやいたあと、
「Tシャツで親父の世話を押し付けていったか!HAHAHA」
といつも通り軽口を叩いたので、
「本気でそう思ってんの?」
と私が聞くと、
「まさか」
と返されました。
宗教のゴタゴタがなかったら、義妹夫婦は長男と次男のことを可愛がってくれる優しい叔母さん叔父さんだったのかもしれない。
旦那と義妹も、きょうだいで協力して義父の世話をしていたのかもしれない。
最近、きょうだい児の次男は重度障害のある長男と普通のきょうだい関係を築けないなと悩んだこともあったけど。
でも、定型発達同士である旦那と義妹もそれ以外のことが理由で袂を分かつことになってしまったのだから、きょうだい仲良くなんてなかなか難しいよね、とか思いました。
二度と会うことはないかもしれない義妹夫婦でしたが、来てくれて本当に良かったです。
それとは別件だけど、ニュージーランドに在住の妹夫婦(まだ入籍前だけど事実婚。旦那はニュージーランド人です)が来年日本に移住する予定!義妹と違って実の妹とは何の制約もなく気兼ねなく付き合えるので、楽しみです。
弟夫婦も我が家を気にかけてくれるし、私自身はきょうだい仲がいい(と思ってる)。
それってすごくありがたいことなのかもね。

