母の日が来週末にくる



毎年仕事帰りに
花束を持って帰宅する人々をみては
顔がほころぶ



花屋さんでは女性のお客さんも
もちろんいるが
大半は男性だ



私は男性が花束を持っている姿が好きだ
自分なりに妻や母親を考えて
その花を選んだんだろう
と思うと


全員がとてつもなく、いい人にみえる



私の夫、熊五郎さんも
照れながらも花束とメッセージカードをくれる



そして毎年だが母の日や誕生日に


何か欲しいものある?


と聞いてくる



私は


ない


と一言言って夫を困らせる



これは反対の場合でも同じだ
夫はいつも

ない

と言い私を困らせる



欲しいけどない
まずは言ってみよう
とかではなく
心底欲しいものがないのだ



私達には
物欲が全くない



ブラス
サプライズというものが
全く出来ないニヤニヤ




サプライズをしようと思っても
普段から物欲がないため
サプライズ商品がでてこない



そして、これはサプライズになるのかと
考えれば考えるほど
ますますサプライズが出来なくなる



ここはかなり似た者同士だ



ないという回答以外なく
それで結局ギフトと言えば


ギフトカード


になる真顔



まるで会社の同僚並である
ロマンチックのロの字もない




そして今日も毎回の様に聞いてきた


欲しいもの

あるよ



まさかの回答にびっくりしていたと同時に
嬉しそうだった




早く聞きたくてしょうがないらしく
かなり急かしてきた



私が欲しいものは


睡眠券だ!



夫は
なんだその聞いたことのないものは?
     と真顔になっていた




私は説明した


睡眠券とは別部屋で一人朝までゆっくり寝れる券


娘の授乳を任せる
プラス
夫のイビキからの解放



娘はもうすぐ9ヶ月だが
薬の副作用を抑えるために
夜間断乳はできない



大抵授乳を終えた貴重な睡眠時間に
夫のイビキが鳴り響き
まともに寝れない


 
あのインプラント除去の日の夜
初めて別室で一人で寝て
激痛の中でも爆睡して
一瞬痛みを忘れ
爽快に目覚めたあの朝


あの感動をもう一度



そんなによかったんだったら
言ってくれるだけでいいよ


とは言われたが


形にしないと意味がない




昔、子供の頃母親に肩たたき券なるものを
作ってプレゼントした
母が肩をマッサージして欲しい時
私が乗り気ではなくても
Noとは言えなかった



券の威力はかなり強い



夫は
分かったよ。デザインを考えて
パソコンで作るよ
(夫はこういう事はかなり細かいし時間もかかる)


手書きでいいっす
(気持ちが変わられては困る)



一枚だけでなくセットでお願いね〜
ボーナスチケットで
足裏マッサージとか
肩たたきとか
付けてもらってもいいよ



ここぞとばかりに言ってくる私に

かなり

顔がひきつっていた




来週末が楽しみでしょうがない