Ⅲ-1: 東武鉄道・鬼怒川線(前編)
今回は東武鉄道・鬼怒川線の要衝「下今市駅」と野岩鉄道開通前の鬼怒川温泉付近の駅をご覧いただきます。
鬼怒川線は、元々、下野(しもつけ)軌道→下野電気軌道が鉄道院・今市駅近くの「新今市駅」から順次延伸(始めは大谷川に渡橋できず対岸に大谷向[おおやむこう]駅を作りました)。
大正6年(1917年)から大正9年(1920年)までに15.4km先の新藤原駅に到達したものでありました。
その後、大正11年(1922年)電化(電気鉄道は前年から名乗ります)、電気機関車が客車を牽いて走り始めます。
鬼怒川の水力発電あってこその恩恵でした。
それから間もなく、昭和4年(1929年)東武鉄道が下今市に到達した際、省線との連絡を絶ち東武の系列化となりました。
また、昭和4-5年にかけて、途中の新高徳で2工区に分け、
762から1067mmへの改軌を行い、最終的に昭和18(1943)年、
東武鉄道に合併されました(☆6,7)。
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『27年前の宇都宮、日光、そして野岩鉄道開通前の東武鬼怒川線、昭和51(1976)年夏(その2)』
(写真・文 / 黒羽 君成)