皆様、こんばんは。

 

料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。

 

今日はスウェーデンの伝統的家庭料理『ヤンソンさんの誘惑』のご紹介します。

 

この料理の名前の由来は19世紀に実在したとされる菜食主義の宗教家エリク・ヤンソン。

 

普段は厳格な菜食主義を貫き通していたヤンソン氏。

 

ある日、どこからともなく、とてもおいしいそうなポテトグラタンの香りがしてきました。

 

通常のポテトグラタンと違ってなんとも香ばしいにおいを放つポテトグラタン。

 

その香りの理由は、アンチョビフィレ。

 

あまりにおいしそうな香りに心惹かれ、誘惑に耐え切れず、とうとう、ヤンソンさんは菜食主義の宗教家として食べることを禁じられていたアンチョビフィレ入り(イワシ入り)のポテトグラタンを食べてしまったのでした。

 

そんなヤンソンさんの逸話から生まれたポテトグラタン『ヤンソンさんの誘惑』は、スウェーデン国内ではクリスマスにも食される代表的なお料理。

 

皆さんもぜひご賞味下さいね。

 

 

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ヤンソンさんの誘惑

 

 

 

<材料2~3人分>

※12㎝×12㎝の耐熱皿1台分

 

●じゃがいも 3個

●玉ねぎ 1/2個

●アンチョビフィレ 2~3枚

●生クリーム 150ml

●塩 少々

●黒こしょう 少々

●バター 10g

●パン粉 大さじ2

●パルメザンチーズ 大さじ2

(※粉チーズで代用可能。)

●パセリのみじん切り 大さじ1杯

 

<下準備>

 

①じゃがいもはよく洗ってから皮をむいて16等分にカットし、シリコンスチーマーに入れて蓋をして500Wの電子レンジで5分加熱します。

②玉ねぎを皮をむいて薄くスライスします。

③パン粉、パルメザンチーズ、パセリのみじん切りはあらかじめボールの中で混ぜ合わせておきます。

 

<作り方>

 

1.ボールに①のじゃがいもを熱いうちに投入してマッシャーで粗く潰していきます。

 

2.フライパンを中火で熱し、バターを溶かして玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりしてきたらアンチョビフィレを加えてヘラで潰すようにして炒めます。

 

3.1に2を加えて黒こしょうして混ぜて、塩気が足りなければ塩少々を加えて味を調えます。

 

4.3に生クリームを投入してふんわりと混ぜ合わせます。

 

5.4をオーブン用耐熱皿に詰め込み、下準備③のパン粉その他を上からまんべんなく全体に広げて、あらかじめ予熱した250度のオーブンで10~12分焼きます。

 

<ポイント>

 

(※1)アンチョビフィレは塩気が強いので、投入してから味見をしつつ塩加減を調節し、塩気が足りない場合は塩を少々加えて下さい。

 

 

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『ヤンソンさんの誘惑』という名前が付く前、このお料理はもともと『アンチョビとじゃがいものキャセロール』と呼ばれていました。

 

基本的には、スウェーデンのストックホルムの裕福な家庭のおもてなし料理としてふるまわれていたもの。

 

その当時のストックホルムの街並みが目に浮かぶようですよね。

 

私はこのようなお料理にまつわる世界の逸話が大好きです。照れ

 

そんな逸話を知った後に作るお料理というのはとても感慨深いものがありますね。

 

世界にはまだまだこのような興味深い逸話を持つお料理がたくさんあります。

 

これからも様々なお料理にまつわる逸話をご紹介して参りますね。

 

 

 

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