公式ハッシュタグ 令和7年3月11日 骨董品ランキング3位
83年前の昭和17年3月4日,日本海軍は,全長27メートル超,航続距離7000キロを超える性能を持つ二式大型飛行艇2機でハワイの真珠湾を再空襲した。この二機はマーシャル群島のウオッゼ基地から出撃してフレンチフリゲート礁に着水。待機していた潜水艦から燃料補給を受けると直ちに離水し,ハワイオアフ島の真珠湾を空襲したのだった。
戦争を肯定したり美化したりするわけではない。気宇壮大なこの作戦は,今の私達を元気にしてくれるのだ。ハワイからマーシャル群島までは,直線距離でも往復1万1000キロはあるだろう。私はこの作戦を思い出す度に,やる気になれば何でもやれるのだと感じ勇気が湧いてくるのである。
昨日は,昭和17年に製作された『海鷲』という映画を参考にして,当時の大型機の搭乗員が機内で食べる航空弁当を作ってみた。
この映画での航空弁当のメニューは,巻き寿司と出し巻き卵がメインのようで,航空増加食としてベイクドアップルや熱糧食そのほかフルーツポンチがついた。
できあがった航空弁当は保温箱に詰め,これを毛布で包み機内に持ちんだ。太平洋戦中の飛行機の巡航高度は4000メートルで,機内の気温はマイナス10度前後だったと思われる。保温箱に詰めたとはいえ,航空弁当は冷たかったことだろう。
保温箱
激しい振動と揺れる機内での長時間飛行は,肉体的にも精神的にも過酷な任務だった。このため航空兵には,通常の食事の外に航空増加食や航空熱糧食が給付された。
機内で喫食中の航空弁当
海軍熱糧食
航空熱糧食は,携帯栄養補助食の一つである。その空き箱は残っているが,
実物食品は残っていない。大きさは煙草の箱よりも小さい。キャラメルや
カロリーメイト,バ ターショートのようなものだったのかもしれない。
私が再現した航空弁当は,こんな感じである。アルミの弁当缶などあるわけも無いから,秋田の大館で買った曲げワッバを使用した。初めて作た割には,けっこう美味かった。まあ,自分で作ったのは出し巻きだけだからな。









