今日は重陽の節句  | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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すっかり忘れていたが,今日は9 9 日,重陽の節句だ。旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれている。

重陽の節句には,菊の花を愛で大酒を飲んでから栗ご飯を食べることが,お家の習わしである。3月3日は女の子の節句,そして9月9日は大人の女性の節句というから,女性の皆さんも,今日は飲んだらよろしかろう。

 

人吉駅のくり飯弁当

 

しかし,現在,少し厄介な問題を抱えている。やんごとなき事情が発生し,急に貧乏になってしまった。菊の花も買えなければ,恒例の栗ご飯も炊けぬ。

止むを得ないので,今年は,菊水の家紋の鉄砲の胸当てと口薬入れを飾り,この急場をしのごうと思う。正岡子規の「菊の酒」の俳句を馬ではなく,金に変えると私の気持ちそのものになる。

 

 雨の菊 酒酌む門の 馬もなし

                             正岡子規

 

火縄銃の装具 胸当て

鉄砲の胸当てとは,射撃時に発する火薬の火花が,着物の襟もとから飛び込まぬよう首からつける前当。

 

 

 

       火縄銃の装具 口薬入れ

火縄銃を撃つための口薬と呼ばれる点火剤を入れるための,口薬入れ。口薬入れから口薬を火皿に注いだ後、手を放すと蓋が自分の重みで糸を伝って下がっていき独りで注ぎ口へ被さる仕組みになっている。こういうところにも,日本人の工夫好きが見て取れる

 

蓋を閉じた状態

 

蓋を開けた状態。蓋から手を放すと自重で蓋は,押し下がって注ぎ口を塞ぎます。