悪夢の日々 その2 | ととのブログ ~岡山の保護犬猫応援ブログ~

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うちのワンコのこともたま~に書いてます♪

前回の投稿で沢山の方に励ましのコメントを頂きました。

クリスが文字を読めたらな~と残念でなりませんが、クリスには沢山の応援してくれる人たちが
ついてるんだよ~と言っておきました。
私は・・・本当に本当に有難く、夜中に一人でクリスの今後を思っているとどうしても悪い方へ
思考が流れてしまうんですが皆さんのコメントで元気をもらいました。
ありがとうございます。


B細胞性のリンパ腫の子の闘病ブログはあってもT細胞性の子の体験記があまりなく、私自身
かなりの時間を使ってネットを検索しましたが希望の持てる情報が少なくてがっかりでした。
それもまた情報の一つとして読ませてもらいました。

日々詳しく治療内容を書くことは難しいですが、一例としてどういう治療経過を辿ったのか
どなたかの参考になればと思い前回の投稿をしました。

今後もある程度の期間をまとめて書いていけたらと思っています。

クリス


さて、DICからの復活を遂げたクリスは、翌日に早速転院しました。
DICはかなり重症だったらしく、血液検査の結果を見て先生も驚いていました。

DICは基礎疾患があってはじめて出る症状らしく、クリスの場合ではリンパ腫にあたるんですが
基礎疾患を治療しないことにはDICは良くならないと言われ、即日抗がん剤を投与してもらいました。

エコーで腸間膜リンパ節が当初に比べて小さくなっていることからUW-25の治療を継続する
ことができ、ようやく3週目の治療を終えることができました。

クリスは低分子ヘパリンという、DICの際にできる血栓を出来にくくする注射がとても良く効く子で、
今回助かったのもそのおかげだったそうです。本来は入院で24時間点滴をするか1日2回
注射をしないといけないんですが、1日1回でいいよ~といわれ、以降ほぼ毎日通っています。

投与2日後からずっと続いていた下痢血便が軟便と言えるくらいになってきて喜んだのも
つかの間、翌日からはまた下痢血便に逆戻りし、腸の動きを抑える薬も強い下痢止めも
出してもらいましたが、1日10回を超える下痢に見ているこちらが辛いくらいでした。


ティナ
クリスがぐったりしているとティナも元気がなくなるのが辛いところです



投与1週間後の血液検査では、赤血球、血小板は順調に回復していましたが、白血球が
約5万、うちリンパ球が7600ありました。
ステージが進むと血中にリンパ腫の細胞が出てくるので白血球中のリンパ球の数と中身は
とても重要で、顕微鏡で見たところそれらしい血球はなかったようですが、3日前の検査で
1000程しかなかったことを考えると良くない兆候なんだそうです。

しかも、これまでお腹の中だけにあったリンパ節の腫れが両顎、両鎖骨、右後ろ足の
リンパ節にしこりが出来ていました。

加えて、肝・腎・膵臓の数値が悪化していて、骨髄抑制こそありませんでしたが効果もなく
進行もしている状態での先生の判断はUW-25の断念とロムスチン投与の提案でした。

ロムスチンは一般的にはレスキュー療法と言って、一般的な抗がん剤が効かなくなった子が
最期に投与するという抗がん剤で、T細胞性のリンパ腫にも効果があると言われていますが
とても副作用が強く、一番最初に相談に行った腫瘍認定医はその効果も使用についても
あまり肯定的なことは言われませんでした。

ですが今の先生は元々肯定的な方で、実際にT細胞性の患畜さんに投与して、どの子も
そこそこには効くし、劇的に良くなる子もいるとのことでした。
ロムスチンで一番怖いのは骨髄抑制、白血球が減ることなんですが、クリスは治療開始より
一度も骨髄抑制を起こしていないのでUW-25に拘らずに少しでも効果のある薬を試した方が
いいと言われ、主人とも相談の上ロムスチンを投与してもらいました。

ロムスチンは投与後1週間ほどから効果が出始め、その後しばらくジワジワと効果がでて
くるそうで、その言葉通り5日目あたりから下痢と言っても水様便だったのが固まり始め、
食欲も毎食お腹がパンパンになるくらいに食べてくれるようになり、キッチンにお代りの
催促にくるクリスを見るのがとても幸せでした。

昨年末以来だったトリミングにも行けておっさんクリスからようやく可愛いクリスに。

クリス


これで体重も戻って体力がつけばもっと病気にも対抗できると希望を持てたのも
3日間だけで、途端に落ちる食欲、次第に下痢になり血液も混じるようになった便。

効く子はすんなりなくなると言われたリンパ節の腫れもなくなりませんでした。

あんなに覚悟して臨んだロムスチンなのにたったの3日だけなんて・・。


止まらない血便に先生が便の染色をしたところ、正常な白血球はもちろん、なんと
リンパ腫の細胞まで沢山検出されました。

犬のリンパ腫は普通は小腸にできて大腸にできることは稀なんだそうですが、便中に
これだけリンパ腫が出ていることからクリスは小腸だけでなく大腸の中へもリンパ腫が
出来ているんだそうです。

しかも、連日背中へ点滴をしていたんですが、輸液が気管を圧迫して呼吸困難に
なったためにお尻からの点滴しかできなくなり、これまでの量を入れられなくなりました。


全く良くならず、逆に悪くなってる上に出来る治療が限られてしまい、この頃は
本当につらかったです。

悪い結果ばかりの中、良いこともありました。

それはロムスチンの副作用が全くなかったことと、肝・腎機能が落ち着いてきたことです。


先生の経験上、ロムスチンを飲むとそこそこにでも効果があるか、副作用がきつくて
飲むのを断念するかのどちらかでクリスのように効果も副作用もない子というのは
あまり無いパターンだそうで、もしかしたらクリスにとって量が足りていないのかも
しれないと。

ただ、ロムスチンはカプセルの飲み薬で、分割することが禁じられているお薬なので
細かい容量設定が身体の小さなクリスには難しいんです。


本来ロムスチンは次の治療まで3週間開けないといけないお薬なんですが、血中濃度が
下がり切らない2週間たった所で再度同量を飲むことで量を増やすという方法を提案されました。

県外からも沢山の患畜さんが頼って来院するような先生なんですが、この方法で
治療をした子は今までにいないそうで、副作用がどの程度強く出るのかは分からない
と言われました。


クリス



抗がん剤はまだ3つしか試しておらず、UW-25を継続していたら投与するはずだった
ドキソルビシンというこちらも効果も副作用も強いお薬があるのでそちらを試すという
手もあります。

傍から見るとリスキーな実験にも思える方法ですが、ドキソルビシンも2週間開けないと
次の治療に入れない強い抗がん剤で、まず初めにこちらを使ってしまうと提案
された方法は最低でも4週間後でないと試せないことになります。


一日お家で考えましたが結局先生の提案を受け入れ、2週間経ったところでロムスチンを
追加投与してもらいました。



中々追い付かないなぁ


今日はここまで~