いちばん驚いたのは、このタンスが、
上部のガラス戸部分と下の引き出し部分が繋がった
一体型であることを、姑が知らなかったこと。
ガラス戸部分は、もともとは、おみやげ物の人形などを
飾る場所で、実際そういうものが少し入っていた。
だけど、倒れたり転がったりした上に、書類が積まれて
見るも無残な有様だった。
それらの人形も、積まれていた古い書類も、ほぼ全捨て。
写真や、草月流の華道の本や、
生け方のポイントを丹念にかきとめたノートなどは
ちょっと惜しくて姑に見てもらおうと思ったけれど、
本人がいいというので、そのまま捨てた。
ガラス戸下の小引き出しも、ガラクタばかりで全捨て。
引き出しを抜いて掃除したら、下の引き出しの衣類が見えて、
一体型だとわかった。
引き出しの枠部分には、50年来の埃が恐ろしいほどに堆積。
一体型だと知らなかったということは、
一度も掃除してなかったということなのだろう。
床の雑巾がけは毎日していたという姑だけど、
モノを捨てることは悪だと思っていると、こういうことが起きるらしい。
ガラス戸の上部には、古いタオルなどが
箱に入って積まれていた。
全部箱から出して、使えそうなものだけ残して、大方は捨て。
これで、床の上に置かれていたモノたちは、
ガラス戸内部と上部の空間におさまった。
写真右上にあるのは、ティッシュボックスのカバー。
親しくしていた近所の方の手作りで、同じようなのが
5つくらいある。その方がなくなって、10年くらいたつし、
ひとつ残して捨てれば…と思うのだけど、
姑のモノなので、残しておいた。
