今日16歳の女の子が亡くなりました
病気は悪性腫瘍でした
今の仕事を始める前にいた、大学病院の小児科病棟で私は働いていました
その女の子は、私が初めて出会った時はもうすでに1年入院していて、血液の病気の子供たちからもお姉さん的存在で、すごく慕われていました
16歳にしてはすごく落ち着いていて、口数も多くなく、すごく精神が安定した子でした
日によって辛い時はなかなかベッドから出てきませんでしたが、人に当たる事もなく逆に人の顔色や空気を読むのがうまい子でした
だけどなかなか人に心を開かない為か、気をゆるした人にしか自分からはあまり話し掛けませんでした
でも私にはなぜかすごく話し掛けてくれて、不安で不慣れな病棟でうれしかって喜んだ事を覚えています
いつも私に一言二言話に来てくれたり、調子がいい時は絵を書いてくれたり…これがめっちゃうまいんですけどね!
私はダウンタウンの浜田サン並みに才能がないので、いつも爆笑されていました(笑)
私が辞める事になった時もその女の子にだけはどうしても言えなくて……
その子の言う事だけはちゃんと聞く13歳の男の子にポロッと辞める事を言うと、怒られて『何してんねん!早く言わんと絶対落ち込むから』って、病室まで連れて行かれて私が辞める事を報告すると、
『うそやん』って一言言って、少し苦笑いしながらうなずいていました……今思い出しても泣きそうになりますねぇ…忘れられないです
ここからは、もう人に聞いた話になりますが、
2月に移植をしたんです
でももともと難しかったらしく、適合するから分からないと…。
結局それは大丈夫だったみたいですが、他にも腫瘍ができていてもう手のほどこしようがなかったと…
あと1ヶ月もつかもたないかと。2月の時点で言われていたそうです
お母さんは本人には告知をしないことを選ばれました
最後はモルヒネの影響でほとんどぼんやりしていたらしいですが、勘のいい彼女なら気付いていたと思います
時々1人で泣いていたようですから……
その彼女が今日息をひきとりました
入院生活が長い子には、話を選びながら話を私はしていたんですが、
ある時、映画を観に行ったってゆう話を私がしたんです
その時『いいなぁ』って一言つぶやいて、『私も映画館で映画観たいわ~』って言われた事に、自分の言葉に後悔をしました
そんな普段当たり前にできてる行動を、思春期真っ只中の彼女はそれが出来ない…と、本当に胸が痛くなりました
私は今日とゆう日を忘れません
彼女を絶対に忘れる事ができないです
『死にたい』って思う事があっても簡単にそんな事を思うんじゃなくて、彼女の分までしっかり生きていきたい、しっかり生きないと、と思います
Rチャン、本当にありがとう!ゆっくり休んでね!!