● 【乳がんとわたし】今まで、いじめて…ごめんね。
こんにちは、仲しまこです。
乳がんの告知を受けたとき
真っ白になった、わたしの頭の中に、
ハッキリと浮かんだ言葉が
「今まで、いじめて…ごめんね。」
でした。
わたしは、ずっと自分の胸が大嫌いでした。
小学生の頃から大きな胸のせいで
誤解や先入観を持たれたり、からかわれたり…
子どもらしい、お可愛い洋服は似合わないし
走ると痛いので、全力疾走なんてした事がありませんでした。
毒親あるあるで、ブラを買って貰えなかったり
女性らしく成長することが悪いことのような
嫌味を、母親に言われたりしていました。
母方の遺伝だと思うのに、なんで!?と
当時から不思議でしたが、これも含めて
毒親あるあるなのでした。
できるだけ目立たぬよう。
肩を前に寄せ、ずっと猫背にしていたので
今も姿勢に難あり…。
大人になってからも
Aラインのワンピースを着ると妊婦と間違われ
着たい服より、胸が目立たない服優先
万年肩こりだし
初対面の男性のほとんどが
顔ではなく、胸に挨拶をしてくれました 笑
誰かに褒めていただいても
自分の魅力の一部なんだと頭では分かっていても
これさえ無ければ…といつも思っていました。
時代もあったとは思いますが
胸が大きくて得をした事?が思い当たりません。
自分の身体の中で
胸が一番大嫌いな部分でした。
なので、…ああ、やっぱり
と、不思議に納得したんです。
ずーーーっと嫌ってきたもんね。
これさえ無ければ…って、思ってきたもんね。
あんなにいじめて、そりゃ、そうなるよね。
嫌って嫌って、大嫌いだって
いじめていた、自分の胸…。
可哀想なことをしてきてしまった。
しばらく落ち込みました。
そして、そこから立ち直ってからは
こう誓ったんです。
全部大事な、わたしの一部
どんな形になっても愛していこう
その時は、まだ温存が可能かどうかも
分からない時でしたが
「愛は決意」の言葉を思い出しました。
愛すると自分に誓ったんです。
これまでの分、自分を愛して大切にしたい
これまでの分、優しくしてあげたい
これまでの分、頑張ってきた身体に感謝したい
病気になって良かったとは、
今も なかなか思えませんが
それでも、わたしにとって乳がんになった事は
自分自身との仲直りをさせてもらえた
良かった事でした。
今も、日々良くなっていく体調や
温存できた左胸を大切に過ごしています。
これまでの わたしの人生には無かったことです。
大切な、わたしの身体。
そう思えるようになったことは
乳がんがくれた宝物です。
