この気質は、赤ちゃんのころから刺激に反応しやすい。
同じ刺激を受けても手足を大きく動かして、背中を弓形にして逃げようとする。
刺激に対して鋭く反応する赤ちゃんは、神経の高ぶりに関連する物質が多く分泌され、警戒しているときに分泌されるホルモンも、他の子どもより多く出ている。
相手に合わせるのはもう懲り懲りだった。
だけど、こんな気分の時には人の体温を感じたくなる。
「おかえり」と言って、頭を撫でてもらいたかった。
笑い声に触れたくてテレビをつける。
簡単な夕食を作り、並べて置いた。
ファストフードや出来合いのものを食べると身体が余計に疲れてしまうため、自炊している。
ご飯、きのこと白ねぎの味噌汁、玉子焼き、母親がくれた糠漬けがあれば満足だった。
何も考えないように、ただ、夕食を噛み締める。
その時だった。
『HSPという気質を持って生まれた人が、5人に1人いる』という話題が耳に飛び込んできたのだ。
ハイリー•センシティブ•パーソン。
人一倍敏感な人。繊細過ぎる人。
情報番組で特集が組まれていた。
私はテレビに釘付けになった。
すぐにメモ帳を取り出して、その特徴をいくつか書き留めた。
□機嫌の悪い人が周りにいるだけで緊張する
□相手が気を悪くすると思うと本音が言えない
□考えすぎてしまい仕事に時間がかかる
□疲れやすい、体調を崩しやすい
頭上から、ピピピと受信音が聞こえた気がした。
これだ!と思うと、とにかく深いところまで調べたくなる。
いそいで夕飯をかきこみパソコンを開いた。
“HSP”と打ち込んだだけでも、たくさんの情報が上がってくる。
HSPと、非HSPとでは、脳の神経システムに違いがある。
この気質は、赤ちゃんのころから刺激に反応しやすい。
同じ刺激を受けても手足を大きく動かして、背中を弓形にして逃げようとする。
刺激に対して鋭く反応する赤ちゃんは、神経の高ぶりに関連する物質が多く分泌され、警戒しているときに分泌されるホルモンも、他の子どもより多く出ている。
小さなことに気づく神経システムを持って生まれた人。
私は、”HSP”に紐づいている検索結果をくまなくチェックしていった。
すると、とある喫茶店のブログに辿り着いた。
すごく気になった。
喫茶店なのに、HSPと関連があるのだろうか。
店の外観らしき写真も気になり、そのブログを読んでみることにした。
読み始めてすぐ、なるほどと思った。
オーナー自身がHSPだと公表していたからだ。
こんなタイトル記事だった。
-HSPのHSPによるHSPのための純喫茶-
例えばHSPにとっては、目の前の人が大変そうにしていたら、助けなきゃと思ってしまう。
『頼まれてもないのに勝手に手伝って、お礼も言ってもらえない、と怒ったり自分がパンクして大変な思いをしている』なんて状況がよくあります。
自分にとって「察する」ことはあまりにも当たり前過ぎて。
周りが自分の状況を察してくれないことを、「無視」とか「冷たい」なんて感じてしまうというパターンがあります。
HSPが、疲れず、自分らしく生きるには、
1、HSPだと知る(安心)
2、HSPについて理解する
3、勇気を出す
の3段階が必要です。
まずは自分が「HSPだと知る」ことです。
これだけで安心できて、気が楽になります。
次に、HSPの特性を理解すること。
「自分が陥っているパターン」を、客観的に見ていきます。
なんで自分だけがくたくたに疲れているのか。
周りから
・気にするなとか
・仕事が遅いと言われたり
・肝心なときに力が発揮できなかったりする
その原因を理解することです。
その上で、勇気を出します。
自分が置かれている状況って、自分には見えているけど、相手には見えてないかもしれない。
その状況を、周りとすり合わせる。
・ちゃんと話し合う、
・自分のペースで仕事ができるように環境をつくる
そのためには「勇気」が必要です。
でもこの勇気が、なかなか難しい。
HSPにとっては「あまりにも自分に当たり前過ぎて」、相手からの視点をうまく想像できないからです。
純喫茶トゥモローでは、この『勇気』にフォーカスを当てます。
HSPについて勉強するだけではなく、コミュニケーションをしながら、お互いの状況をシェアして励まし合います。
周りの話を聞いて、「あ、自分も同じ状況かも」と、『勇気』が湧いてくるわけです。
僕自身も、HSPです。
ご来店、お待ちしてます。
ブログを読み終えると気分が高揚していた。
次の休みに行ってみよう、そう思った。




