ともみと髭マン
「これから自分が
気持ちいいだけイキんで、
赤ちゃんの頭を小さくしますよ。
すっきりしたら止めてね」
助産師さんの言葉に従う。
痛みがくる直前には、
おしりの真ん中の塊がじんじん
する感覚が分かるので。
「はい!キマすー!!」
フンーーーー!!(イキむ)
ズンっ
とガガの頭が一段階したへ降りる。
痛みが遠のいたら休む。
そのとき、
「水、水ください」
と、母にペットボトルを
手渡してもらう。
呼吸を整えるからかな、
すごく喉がカラカラに
渇いて。
それを何度か繰り返し。
助産師さんが子宮口を
確認してくれて。
「いいですよー
頭が見えてきたよー!」
もうすぐだあ。
感覚で、わかる。
もう一度イキむ。
助産師さんが確認する。
「頭!頭もう触れますよ!
ここ触って!髪の毛分かる!?」
自分で確認する。
ガガの柔らかい髪の毛。
分かる。
助産師さんが母に伝える。
「あと1時時間くらいで
生まれますよ。先生ももう
すぐ到着しますからね」
助産師さんが手際よく
あれこれ出産のための準備
をはじめて。
先生が到着して。
仰向けになり両足を広げて
足を高い位置にかける。
いよいよ。
本イキみ!!
痛みがくるまで、
呼吸を整える。
くるぞくるぞー。
キターーーーーー
フンーーーー(イキむ)
頭がズンっ半分出るのが分かる。
もういっちょフンーー(イキむ)
「アゴひいて!頭出るよ!
もうすぐ!もう一回いこう!」
一瞬、痛みが引く。
呼吸を整える。
間も無くくる。
この一回でぜったい出すぞ!
助産師さんの声援が聞こえた。
がんばって!
いくぞ!
フンーーーーー(イキむ)
出ないっっ
「両膝抱えて!おしり上げて!」
両膝を両手で掴んで、
全力でおしりを上げる。
ウーーーーー(イキみ続ける)
「ガガー
がんばれーーーーー」
そう叫んだ私。
ガガに聞こえるように。
私の声に応えて、ガガの頭が
ぜんぶ出たのが分かった。
やった。。
あとはもうこれで、
トゥるん!と出てくるだけ。。
そう思って力が抜けかけた時、
先生の緊迫した声が聞こえた…
「肩だ!
肩が引っかかった!」
…か、かた!?!?
それ、初耳なんですけどー??




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