会話とは、話すことだけではありません | 〜諦めない専業主婦からの再チャレンジ~

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幸せ美人への案内人


コミュニケーショントレーナー

永井ようこです




少し前の話です。

ある食事会でのこと。

その時に前に座った人が、以前単発の料理教室での講師でした。

ご挨拶して座りましたが、彼女は私が講座に参加したことがあることは気付いていないようです。

それどころかずっとスマホを見て、何やらパチパチしているのです。


隣に顔見知りの人が座り、食事が始まってから私から話かけました。

それでも伏し目がちで、ボソボソ。



以前料理教室に参加して、それから何度か作っていますと言っても

「そうですか…。」

仕事のことをお聞きしたら、「今は色々あって…。」とか

「話すのが苦手で…。」とにべもなく…。


とにかく、人を寄せ付けないオーラ満載でした。

これでは話すのが苦手以前に、完全に相手をブロックしてしまっているのですね。


初対面が苦手とか、お客様に対しても話が出来ないとか、そのようなご相談を受けることがあります。

この女性もその苦手意識から、つい人を寄せ付けない態度を取ってしまっていたのでしょう。


けれども,会話をするとかコミュニケーションを取るというのは、何も饒舌に話す必要はないのです。


もしどうしても話すのが苦手というのならば、相手の話を「聴いて」ください。


ただ黙って聴くのではなく、時々あいづちを入れながら・・・。

そして、「あなたの話をしっかりと聴いていますよ。」ということが伝わるような態度を取るのです。

いわゆる言葉以外の動作、非言語(ノンバーバル)の部分ですね?


相手の目をよく見て、少し身を乗り出しがちにしてみます。

でも、一時も目を離さず・・・というわけではありませんよ。

それはかえって、相手に緊張感を与えてしまいますから・・・。


このようにしてしっかり相手の話を聴いていると、相手も安心して会話を続けることが出来ます。



先程の女性にも、「もしどうしてもお話が苦手だったら、講座を始める前に『私は口下手で上手に話せないのですが、怒ってるわけじゃないんですよ。質問があったら、話しかけてくださいね。』と受講者にお伝えしたらいかがですか?」とご提案しました。

また、少人数の講座です。

受講生の顔も覚えていないのは、仕事をする上で好ましくはありませんね。


きっと、相手の顔もあまり見ないで講座を進めていたのでしょう。


万が一覚えていなかったしても、「以前、料理教室に参加したことがある」と
目の前の人が言ったのですから、


「ありがとうございます、ご参加いただきまして。
すいません、講座を進めるので精いっぱいで
記憶があいまいで・・・。
いかがでしたか?」

などと、お礼を謝罪を伝えることは大人としてのマナーですね。


一方自宅でエステサロンを開いている友人がいるのですが、
彼女は口数が多いほうではありません。

けれども、お客様は身の上話をどんどんしてくるそうです。
こちらから聞いているわけでもないのに。

それは彼女が、お客様の話を受け止めるという雰囲気を持っているからでしょう。


そして、身も(顔も)心もスッキリしてお帰りになる。

だから、また行きたくなるのです。



もしあなたも自分の会話力に自信がなかったら、まず「聴く」ことからはじめてください。


心を込めた傾聴は、相手の心を動かしますよ。