映画 [オペラ座の怪人/THE PHANTOM OF THE OPERA]
DVDで『オペラ座の怪人』 (ジョエル・シューマカー監督、2004年・米英)を見ました。
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- オペラ座の怪人 通常版
映画やお芝居でもう何度も見ている『オペラ座の怪人』ですが、今回もしっかり泣けました。
【ハッピーエンドじゃなきゃ映画じゃない】が私のつね日頃からの主張ですが、こうした名作は哀しい結末でもOK
と言うより、本来【報われない愛】は、永遠の芸術テーマですからね。
恋愛は勘違いが上手く作用すれば作用するほど、自分の中で美化され究極の魂の浄化へとつながるわけです。
ああ、こう書いちゃうと身もふたもないですね(笑)
どうも、自分の悲しい恋愛体験を基盤に考えてしまうものですから、世間一般に受け入れられる価値観とは大きくずれているかもしれません(汗)
そういう不幸さは、この怪人と一緒。
だから、相通ずるものを感じて映画、お芝居と飽きることなく『オペラ座の怪人』を見ちゃうのかしら?
それにしても、お芝居と映画。
私はやはりお芝居の方が好きですね。
本来お芝居でのミュージカルだから、仕方ないのかもしれません。
でも、カメラを使って自由自在に空間を操れる映画に対し、舞台は限られたほんの狭い場所でしかありません。
それなのに、映画以上の広がりと迫力を感じさせるお芝居は最高ですね。
映画を見たら、また舞台での怪人が見たくなりました。
ところで、さっきも書いたように『オペラ座の怪人』は、数多くの映画やお芝居になっています。
そのなかでも、ぜひ皆さんに見てもらいたいのがレスリー・チャンの『夜半歌聲』 (ロニー・ユー監督、1994年・香港)
レスリーは香港の人気映画スター&シンガーですが、ご存知ない方も多いかもしれませんね。
私は大好きで、過去記事『レスリー・チャン』(→ココ )でも、熱く語っているので興味のある方はご覧下さい。
この『夜半歌聲』は香港で製作されたのに、全編北京語です。
すっかりサビついた私の北京語(最盛期でもショボかった)ですが、やはり広東語よりはだいぶマシでした。
広東語は私にとって、レスリーの世界という感じですね。
北京語に比べて、音と文字が一致しません。
レスリーの北京語ってどうなのかしら?
人の発音の良し悪しをいえるほどの習熟度でもないのですよ(汗)
『夜半歌聲』の内容は、北京の古びたオペラハウスに夜、謎の歌声が聞こえ、その歌声は・・・という感じに物語が始まっていきます。
どちらかというと、『オペラ座の怪人』の怪人をもとにイメージされた新たな作品ですね。
しかも、戦前の上海映画界の名匠馬徐維邦の『夜半歌聲』のリメイクだそうです。
でも、
「生きていくほうが死ぬよりつらい」と泣く怪人(レスリー)の表情は、永遠に滅びない愛の哀しみを表現しているようで、とても胸に迫るものがありました。
