江の島にある江島神社を湘南散策 | 北条得宗家の鎌倉めぐり

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鎌倉散策や鎌倉散歩の様子の他に養老孟司教授の著書を中心として紹介

 

修学旅行と個人的に行ったことのある二度の経験を持つ広島県は厳島神社、滋賀県は琵琶湖の畔にひっそりと建つ都久夫須麻神社と並ぶ三大弁財天へ訪問せざるにはいられなかった。どうも記憶になく、どうしても思い出せないために実家で写真を引っ張ってきたら、あった。江の島の写真の中で母親に抱かれた私がいる。あちこち指差して偉そうに見たまんまの説明をする3歳児がいるのだ。80年代といえば、ちょうどバブル期と重なると同時におかしな現象も起きていた。当時の日本は超平和ボケ時代であった。

 

【江ノ電】

 

 

江の島へ行くのにメインになってしまう。撮り鉄でもないのにカメラを向けてしまうのは、このレトロ感が良いからだろう。さっそく乗り込んだら「運転手がババア(爆)!」なんて心の中で思っていると、すぐに発車となる。男女平等とは社会の約束事であって生物学的には違っている。しかし運転は丁寧だから別に構わない。相変わらず鎌倉高校前の踏切で中国人や韓国人を中心にごった返している。江の島駅まで何の問題もなく運んでくれた。線路を跨ごうとして写真を撮る者に躊躇なく警笛を鳴らす。腰越駅から先は併用軌道と言って車道と同じ場所を走る。江の島駅から降りて龍口寺まで行くと、そこからも江ノ電の線路が見える。踏切がチンチン鳴っているとカメラを向けたくなる。そして「ベビースターラーメンが来たー!」。このアングルはとても映えるな。

 

【龍口寺】

 

 

日蓮宗の寺院であり、あの日蓮宗の創始者である日蓮が捕らえられた牢屋があるらしい。それ以前に雰囲気が異様。さっそく境内に入ってみると、もっと異様。うわ~金文字で書いてある気持ち悪い。本堂で拝もうと覗き込んだら、ああ…やっぱり全体が金で覆われたデッカイ仏壇が、これまた気色悪い。せっかく来たんだから仏に拝むだけなんだけど拝観料が要らないから良いだろう。

 

【江島神社】

 

 

通称「すなば通り」を進んで島へ向かう。海の潮風が気持ち良いと思って来たんだけど、この時はまだ9月なのに暑い。猛烈な残暑とかいう表現まで出てきたぐらい。辺津宮はまだ良かったが、その先の中津宮から再び階段。えっ!まだ!なんて思うだろうけど、これを乗り越えないと先へ行けない。自販機で飲み物を手にしながら歩く。ペットボトルはしっかりリサイクルへ。そしてサムエル・コッキング苑のあたりでやってしまった。頭痛と吐き気がする。ギャラリーやっているあたりで休んだから少し治ったということは、やはり熱中症になりかけていたとしか言えない。風邪だと、これが1日かけないと治らない。実は、このように熱中症になっている最中は、自分が熱中症になっていることに気づかない。だから救急車で運ばれる人が後を絶たない。さらに先へ進むと途中に江の島大師がある。もっともっと奥へ岩屋洞窟まで来た。なんと五百円という神主丸儲け。ここまで来てカネ踏んだくるカネゴン!コノヤロー!とブツクサ思いながらも、ご利益はしっかり受け取った。帰りにソフトクリームで涼んだら復活した。

 

【サムエル・コッキング苑】

 

 

江の島の中でも有名なシーキャンドルという灯台がある。気持ち悪くなったから上れなかった。それより何某かの遺構がある。花は咲いていない。その先の華と言えば龍恋の丘の中にポツンと建つ龍恋の鐘があるが、もちろん寄り道など出来まい。庭園とはいえ特に面白そうな場所ではないな。とにかく階段があまりに多くて思ったより距離もあって先へ進むのに大変な印象でしかない。

 

【江の島大師】

 

 

鹿児島県鹿児島市にある最福寺の別院らしい。大師は空海のことで真言宗。例えば「川崎大師」や「佐野厄除け大師」という通称で知られる寺院は、それぞれ平間寺と惣宗寺という、れっきとした正式名称がある。とはいえ外から見ると、とても寺だとは思えない。創価学会とか統一教会とかオウム真理教とかのような怪しいカルト教団ばりの建物にしか見えない。コンクリートで覆われると中が見えないので雰囲気も特異に感じてしまう。入ってみると龍口寺ほどでないにせよ、ああ…ここも気持ち悪い。なぜ臨済宗の雰囲気があんなに良いのかは枯山水庭園があるからで、その分だけ拝観料を徴収して営業終了時、一斉に電卓を叩いてグラフにして経常収支を眺めている一方、日蓮宗や真言宗の寺社仏閣は宝物などの拝観を除いて、どこへ行っても、それほどお金がかからない分だけ本堂が気色悪い。これこそ都市仏教の宗派なのだろう。散歩という身体所作の大変さを経て島の全体像は分かった。

 

【公式ウェブサイト】

日本三大弁財天・江島神社 公式サイト

日蓮宗本山・寂光山龍口寺 公式サイト

江ノ島電鉄・株式会社 公式サイト