犬から見て尊敬されるリーダー像とは | タンタンパパの犬との暮らしガイド

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犬のリーダー論(パックリーダー論)とは、

 

『犬は群れのボスになろうとする権勢本能をもっていて、

人間の家庭においても放っておくと自分がボスだと勘違いしだして言うことを聞かなくなり、

吠えたり咬んだりと手がつけられなくなる』

 

というもので、それを阻止するためには人間の方が強いことを示して主従関係を叩き込めという考え方です。

 

一方新しい研究の結果、犬はパック(群れ)の中で単に力の強い者をリーダーとして服従するというわけではないと分かってきました。

加えて「恐怖や暴力で支配しようとするとそれを回避しようとして逆に攻撃される危険があるからもっと心理学に基づいた穏やかな方法でトレーニングして行きましょう」という考えが学術的に主流になってきました。

 

別に人間がリーダーになっちゃいけないとは言っていません。


むしろ犬から見て尊敬されるリーダー像とは何かを考え、そうなれるよう努力することはとても素晴らしいことだと思います。


そして犬から見て尊敬できるリーダーとはまさに『お父さん』『お母さん』そのものです。

 

どんな時にも自分を守ってくれる心強い存在。


精神的に安定していて怒鳴ったり叩いたりせず、正しい道を示してくれる存在。


一貫してルールを守り、自分の権利を尊重してくれる存在。

 

でも、そんなに気張って強いリーダーになろうとしなくてもいいんですよ。
盲導犬や聴導犬を考えてみてください。
犬は自分より能力的に劣る弱い相手でも仲間だと認めたら、

自分を犠牲にしてでも健気に尽くしてくれる器の大きな生き物なんです。

 

そんな人間以上に愛情豊かな生き物をどう育てていけばいいかといえば、

力や大声で怯えさせて物事を教えるのではなく、

 

『人間と一緒にいると安心』

 

『人間と一緒にいると楽しい』

 

『人間はわたしの大切な家族』

 

という気持ちを持ってもらえるよう穏やかに優しく接していくことです。

 

何かを覚えさせたり止めさせたりする時も感情的にならず、

少しづつ少しづつ正解を示しながら伝えていってください。

(スモールステップ法)


そうすれば、叱ったりしなくてもどうすべきか分かりますし、

体罰や叱られる嫌悪感を避けるために派生する、

吠えたり咬んだりといった回避行動を起こさずに済みます。

 

手間がかかって面倒臭いので、

犬を『たかがペット』と思っている人にはなかなか受け入れられないでしょうが、

犬の優秀さや感情の豊かさを理解できる人には腑に落ちる考え方であり、

納得のいく手法ではないでしょうか?