12月19日追記しました。
オーダーいただいてた裂織ショルダーバッグが完成しました
深い森を思わせるアオと、森の生命力
初の裂織地の被せ蓋(しかも円形カット)付き
うん。

マチは別立て (いつもは底を三角に折ってマチを作るカタチです)
正面・側面ともに台形の「下膨れ」型
斜めがけも楽に出来る、幅広・長めのショルダーベルト
すべてオーダー主様のご希望です

このバッグ、一足先にインスタにあげたところ
嬉しい反応が多くて驚いています
その理由…
織地の良さはもちろんだけど(自分で言う)、バランスの良い形のせいかな、と。
この基本の形を考えられたのはオーダー主様

実は、私の友人の古民家再生リフォームの現場で指揮を執ってらした方なんです。
→ 古き良きもの
追記・初めてお目にかかったのが、この友人の家。霊力さえ感じられる山間の土地柄。森から切り出された古木をふんだんに使った古民家と、その再生に奮闘される楽しそうな彼女のイメージが、制作している間ずっと頭にありました。
さすがモノを創り出すお仕事、そして普段から古いものに沢山触れられているだけあって
的確にイメージされてることを伺わせる、色指定・スケッチ付きの指示書が送られてきて、
うぁ〜〜
(これワタシ大丈夫?出来る?)となったのも束の間
まるで彼女を待っていたかのような、イメージ通りの古布を持っていることを思い出し
少し前に たくさん準備しすぎていた経糸(たていと)が、差し色役にピッタリなことに気づいてからは
もう、ノリノリ

カタチも何度かの変更はあったものの
裂織地では難しい箇所をご指摘させていただいて修正案をいただいたり、それを踏まえて更に提案させてもらったり。
最終的には、オーダー主様の最初の案にかなり近いカタチでお作りすることができました


新しいコトがたくさんあったので、その都度うーーーーん。唸りながら、つまずきながらやってたんですけどね。それだけに喜びひとしお♡
うん。
いいバランス

しかも丈夫 

おばあちゃんになっても大事に使いたい、と嬉しいお言葉いただきました
古き良きものを守り伝える素晴らしいお仕事。その側にいられることを、とても嬉しく思っています。
ありがとうございました

ここから追記です。
数日後
バッグを受け取られたオーダー主様からメッセージが届きました。
掲載許可をいただいています。
文中に出てくるSさんは、古民家再生リフォームをされた私の友人。お母様は染めの先生で、家の周りには藍の畑が。
*
こんにちは。
昨日、バック受け取りました。
一足早いクリスマスプレゼントをいただいた気分です。。
ありがとうございます。うれしいな。うれしいな。
あの緑青はですね。
夏に、Sさんのお母さまに藍の生葉染めを体験させていただきました。
空気に触れると深い緑から青くなる、あの一瞬の緑青。
あの土地の森で深呼吸をした時に感じた
こころの中のしいんとしたみずうみの水面の色だと思ったのです。
※詩人に茨木のりこさんの「みずうみ」という詩がとても好きです。
この裂織の色のような こころのみずうみ を持ちたいです。
とっても素敵な詩なので添付しちゃいます。
みずうみ
だいたいお母さんてものはさ
しいん
としたとこがなくちゃいけないんだ
名台詞(セリフ)を聴くものかな!
ふりかえると
お下げとお河童と
二つのランドセルがゆれてゆく
落葉の道
お母さんだけとはかぎらない
人間は誰でも心の底に
しいんと静かな湖を持つべきなのだ
田沢湖のように深く青い湖を
かくし持っているひとは
話すとわかる 二言 三言で
それこそ しいんと落ちついて
容易に増えも減りもしない自分の湖
さらさらと他人の降りてはゆけない魔の湖
教養や学歴とはなんの関係もないらしい
人間の魅力とは
たぶんその湖のあたりから
発する霧だ
早くもそのことに
気づいたらしい
小さな
二人の
娘たち
またご連絡いたします。
本当にありがとうございました。
*
しいんとした こころのみずうみ
緑青の理由を初めてお聞きして、鳥肌が立つようでした。
お好きな色なのかな?くらいに思ってて。それを、私が勝手に森のイメージに結びつけてるつもりでした。
バッグの表、一番目立つところに持ってきた藍の色が
まさに みずうみ を思わせるものだったから。
でしょう。水面でしょう。
経糸が水面に反射する光のようです。
と言ってくださって。
オーダー主様の想いが「こころのみずうみ」を織らせてくださったんだと
また、裂織の不思議を思ったのでした。

ほんとうに
いつも
ご縁に感謝なのです

12月15日(土) 9時 〜 12月16日(日) 18時
古布裂織バッグとポーチを
2日間のみネット販売いたします。
今回
送料はサービスさせていただきます(国内)
直接のお取引なので消費税も頂きません♡
お見逃しなく〜♪








