※本文中にLoopやAndroidAPS、AAPS、Closed loopなどという単語が出てきますが、医療承認のあるポンプやリブレを組み合わせておこなうDIYな人工すい臓です。
DIY部分は自己責任ですから、わからないかたへの推奨は致しません。
※簡単に言えばLoop=iPhone、AndroidAPS(AAPS)=Android端末でのDIY closed loopです。
さてさて、
AAPS のSMB機能も使ってみたところで
LOOPとAAPSをサクッと比較しま~す![]()
※すべて私個人の意見です![]()
0.LoopとAAPS
どちらもスマホ(にいれたアプリ)を頭脳とした人工膵臓システム。
RileyLink(略称RL)を通信翻訳機としてスマホとポンプを仲介し、closedloopを成立させるシステムです
LoopはiPhone で
AndoroidAPS(略称AAPS)はAndroid端末で作動
必要物品
-インスリンポンプ(国内だとメドトロニック722)
-Rileylink
-iPhone or Android端末![]()
(BGデータソースとして)
-FreestyleLibre
-Libre用トランスミッター(miaomiaoなど)
(BGデータソースはDexcomも可)←詳しくない
アプリ作成のために
-パソコン
(種類は後述)
あると便利
-スマートウォッチ![]()
必要物品は大きく変わらない
1.アプリの導入
LoopはMacでXcodeを使用してbuild
(winで仮想Macも可能だけど要求スペックが高いみたい)←詳しくない
AAPSはMac/Win/LinuxでAndoroid studioを使用してbuild
どちらも手間はそう変わらない
むしろSpikeを作るのが面倒だった気が![]()
忘れかけている・・・・
BGデータソースとしてリブレを使う場合
Loop:Spike必須
AAPS:xDrip・tomato・Nightscoutなど
(SMBは使用に条件アリ)
BGデータソースとしてはDexcomもごにょごにょすれば使えますが、私はリブレで不具合がないので詳しくないです![]()
費用
Loop:アップルデベロッパーに登録推奨 99ドル/年
(毎週rebuildすれば無料)
AAPS:無料
2.プログラム
・closedloopの開始
Loop:アプリ作成、ポンプ、RLと接続後すぐにシステム的にはclosedloop開始可能(推奨はOpenLoopから!)
AAPS:Objectiveをすすめて機能解放(既にclosedloop経験ありの場合は途中から一気にスキップ可)
Objective6から低グルコースサスペンドでclosedloop開始
Objective8より自動注入有りのclosedloop(Obj9でAutosense、Obj10でSMB)
スキップしない場合は調子よくすすめて、Objective1~10まで2ヶ月くらいかな?
安全性ではAAPS>Loop
・システムの接続安定性
(私の環境では)AAPS>Loop
Loopは内部エラーでSpikeからのBGデータがLoopに飛ばなくて接続が途切れるときが![]()
AAPSは基本的に接続は安定してます⭕
※既存Looperな移行組はLoop↔AAPS、Spike↔xDrip間でBluetooth接続を取り合うことがあるので気をつけて!(最初にBT接続したデバイスが優先になるっぽい。2台持ちするならアプリを消すとかBTオフにするとかで対応)
・ネット環境の必要性
Loop、AAPSともにネット環境なしで動作します
※AAPSでprofileにnight scoutを選んだ場合は設定変更時などにネット環境が必要。
Autotuneやnight scout repoterなどを使うならnight scoutの設定は必須。
その他の面でもnight scoutはあった方がbatterと思います。
普段のネット接続はなくてもWiFi接続時にデータアップロードしてくれます。(Loop、AAPSとも)
・profile設定
profile…基礎インスリンの設定とか、時間ごとのインスリン効果値、カーボ比、目標グルコース値などの設定
Loop:profile設定はひとつのみ。変更時は手動。
AAPS:スマホ内への設定(Local)だとひとつのみ。Nightscoutからだと複数種類設定可能で設定したものにはすぐに変更可能。
どちらの設定でも時差のように○時間ずらすも可能だし、%で一律上げ下げも可能。
設定の細かさはAAPS>Loop
・投与時の確認
Loopはインスリン投与実行確認に指紋認証および顔認証が使えます(オプションでオフにもできる)
AAPSはとくになし
第三者に端末を触られる可能性があるなら安全性はLoop>AAPS
3.アルゴリズム
Loop,AAPSともに設定にもよるので
あくまでも使っていての私の印象ですが、
AAPSのほうが基礎を積極的に流そうとします。
低血糖からの回復時などに
下げどまってあがりはじめるとAAPSはすぐに基礎を再開してくれます。Loopは低血糖値から回復しないと再開してくれなくて上がりすぎることが。。
また、Loopのときは下がりそうと判断されて基礎が止まって、グルコース値が上がってきて上がりすぎそうと判断されてこんどは基礎がつよめに再開してグルコース値が波波することが多かったのですが、AAPSだとフラットに経過しやすい気がします(これは、私の設定が合ってなかっただけな気もする)
AAPSのobjective8までだったらAAPSのほうがちょっと賢いかな? 設定を細かく変えられるこまめなひとならどちらでも変わらないかも。
objective9や10のAutosenseやSMBを使いこなせたらAAPS>Loopかな
Loopもcarb吸収関連が新アルゴリズムに変わったりしてるみたいだし、自動ボーラスのtest branchがでた?みたいだから、今後はまた違うかも~
4.ユーザビリティー
画面の見やすさ、操作のしかた、docの見やすさは圧倒的に
Loop>AAPS
5.不便?
・tidepoolはLoopのみ対応![]()
リブレデータは、リブレ本体経由や、xDrip経由で送れますし、ボーラスデータもxDrip経由で送れますが、basalデータはLoop→アップルヘルス経由でしか送れないのでAAPSではbasalデータが記録できません。
basalデータも含めたグラフはNightscoutでみれますけどね。
tidepoolのほうが画面が見やすくて好きなので私的には残念。
・アップルヘルス
LoopやSpikeだと、アップルヘルスの血糖値やインスリンデリバリーの項目にデータが貯まるのがちょっと楽しかったのですが、AAPSはAndroidなので当然ながら使えません![]()
また自力に戻っちゃった~![]()
まとめ
いろいろごちゃごちゃ書きました。
今のところの好みで言うならアルゴリズムと接続性はAAPS。その他ソフトまわりはLoopという感じです
Appleシステムよくできてるわぁと感心しまくり![]()
LoopもAAPSもどちらも善意の結晶で開発、作成されています。
それを紹介してくださった方々にも感謝です![]()
どちらを選んでも
設定にはきちんと取り組む必要がありますし、
設定がハマると良い効果がでると思います。
今の1型治療全体にも
言えることですが、、
選択肢が複数あって
選べる、迷えるって幸せですよね![]()
![]()
まとまった?とこでおしまい。
何かあれば追記するかも~♪
参考:LOOP導入マニュアル(repettoさん)、AAPS(英語)(公式)
使用ver
Loop:LOOP V1.10.0DEV-JOJO-SPIKE
AAPS:AndroidAPS 2.5.1 fullrelease
