よーこりんですっ。自分の弱さを受け入れることが、強さの一歩である
☆戸塚・善了寺「カフェ・デラ・テラ」(1)
つづきです☆
NPO「ナマケモノ俱楽部」世話人
明治学院大学国際学部教授 辻信一
先生
の進行、ゲストスピーカーは
作家・明治学院大学国際学部教授 高橋源一郎先生
ソーシャルワーカー・「べてるの家」
理事・
北海道医療大学教授 向谷地生良先生
で行われたトークライブ、テーマは「弱さのチカラ」です。
「僕の生徒で、卒論のテーマにホームレスの取材をした女生徒がいます。
彼女はホームレスの方々の
生き抜くチカラのたくましさに感銘を受けていました」
と向谷地(むかいやち)先生。
今日という日を懸命に生き抜く生命力の傍らで、
「もし、携帯電話がなかったら」という問いに「死にます」と答える生徒がいる、
社会的弱者と呼ばれる人々の中にこそ、
学ぶべきたくましさがあるのではと仰います。
情報公開をモットーとする「べてるの家」では
毎年、「幻覚&妄想大会」が行われ
誰が一番すごい妄想か

をコンテストするのだそう。
UFOが迎えに来たと、2階から転落して骨折する方あり、
「この施設から出ていかなくてはならない」という指令を受け
公衆トイレで生活しているところを女子高生に通報される方あり、
一番厳しい看護婦さんにプロポーズしなければならないという
義務感にかられてプロポーズする方ありなど、
入所者のみなさまが一様に
「病気で良かった!」「治りたくない!」
と、伸び伸びと病気を謳歌なさっている姿に爆笑しながらも、
目の縁にちょっと涙がにじんでしまうような
親和性を感じてしまったのですわ。
ある入所者の方の手記に、NHKの取材に向かう時に、
「行きたくない。自分はお客さまみんなに嫌われている」
という幻聴で、どんどん気持ちが暗くなっていき、
でも、思い切ってその想いを開示したところ、
心が楽になったというお話がありました。
幻聴さん(と、べてるでは呼ぶそうです)のある方ではなくとも、
たとえ人から「被害妄想だよ」「考えすぎ!」と言われようと、
自分で自分の足元に墓穴を掘って、
ずぶずぶ埋まってしまうような経験は、
誰しも心あたりがあるのではないでしょうか。
そう考えますと、入所者の方々の症状は、
私たち誰もの中にあって、
自分でなんとか飼い慣らしたり、押し殺したつもりでいる
原始的な性質、もしくは、
闇の性質がデフォルメされているように想います。
ですから、一見エキセントリックであったり
思考と動作の間が飛び抜けてしまった方を見て
ショックを受けたり、心がざわざわするのは、
自分にまったくないもの、理解できないものを見たからではなくて
自分の中に秘め持っているものが
社会性や倫理観という心のバリケードを突き抜けてしまったような、
レメディを摂取した時の好転反応なのかもにゃと想ったのです。
と申しますのは、すっかり自分でも忘れていたのですが
わたくち、ティーンエイジ……中高生の時、
毎週、精神病院に通院しておりましたのね。
当時の私は、同級生の集団の中で、いつも居心地の悪さを感じておりまちた。
いじめられたわけではないのですが、
浮き上がっているような違和感があり、
どうしたら、ほかのみんなと同じように、グループに溶け込んだり
気の合うお友達になれるのか、わからなかったのです。
みんなが見るTV番組を見れば話が合わせられるのか、
たまたま、今のクラスに気が合う人がいなくて
クラス替えをしたら、集団の中に溶け込めるのか、
試行錯誤をしたり、気分を変えようとしてもダメダメで、
休み時間やお弁当、行事の時間が、
もおーすっごく苦痛だったのでございます。
私の両親は昔気質で躾が厳しかったですので
不登校などとんでもないですし、親を悲しませてしまう、
何より、自分もドロップアウトは本意ではなく、
レールから外れたいわけではない、一休みしたい、
なんとか、学校を卒業するまでの
息苦しい茫漠な時間をやりすごしたかっただけなのだと
今にして思い返すと、そう分析します。
胎児の頃の記憶を追体験するように、
人生の一時期において、闇の暗さが居心地が良い場合もあります。
自分で自分を追い込んだ先にあったのは
鬱病であったり、過食症であったり、
はたまたリストカット症候群であったりしたのですが
病の渦中にいる時、また、担当精神科医の診察を受けている時が、
家庭よりも学校よりも、何よりも、
私の一番安寧の時間であり、セーフティゾーンだったのですわ。
ですので、通院していることを「世間体が悪い」と嘆かれたり、
「我が家の家系にはキ○ガイの血筋はいないはずだ」と
これまた厳しかった祖母に悶絶されたりして、
ますます居住まいが悪くなった当時のわたくち、
思うに、患者が家族に望む対応は、
腫れ物に触るような過度な心配や愛情表現ではなく、
「大したことじゃないと、自然に接して欲しい」とのように思います。
(わたくちだけかしらん
)当時のわたくしの将来の夢は、「このまま入院できること」でした。
そんな状況では、いくら通院しようが投薬しようが
治るはずございませんわよね。
ですから、べてるの方々が仰る、
「治りたくない」「治ったら寂しい」というお気持ち、
わたくしも、あめ玉をぽいっと口に入れて舐めたように共感できて、
そして、多感で、多感すぎるゆえに記憶の中で土をかけていた
10代の記憶が、どどどーっと蘇ったわけです。
……ちょっと長くなっちゃってますが、まだ続きますーっ。
オーガニックの珈琲と赤ワインもございました。
このイベントは入場料はなくて、各人の「おこころざし」で成り立っています
それにしましても、連日寒いですわね~、風邪気味です



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