
姫オーラ社長
よーこりんですっ。
某オピニオン誌を読んでいたら、
昔のお友達が寄稿していて、
一瞬、手が止まった。
彼女との決別の理由は、
私の日記の内容を
黙ってそっくり、
ご自分の連載のネタにしたことが
きっかけでございまちた。
かつて彼女は、
某有名女流作家と
盗作騒動を起こしたことがあります。
その時は彼女は被害者として訴えていた。
だから、自分がする側になった時、
どう対処なさるかな……と
彼女の原稿を読んで、
ちょっと心を震わせながら、思ったのです。
「まず、ご自分の担当編集者にご相談なさって
編集者さんの方から、
御連絡をいただけますか?」
そう彼女にお願いしたのですが
編集者から連絡は来ませんでちた。
かわりに、当時勤めていたメディア会社に
彼女から電話が来ます。
「赦してください、赦してください。
私、一体、どうすればいいんですか?」
「まず、あなたは物書きなのだから
ご自分のしたことについて
その心の動き、経緯、あなたの感じていることを
私は読みたいのです。
その傷を、公表してほしいのです。
あとは、ご自分の良心に添って、
ご自分で考えてくださいね」
とお答えしてるのですが、
彼女は同じ言葉を繰り返しつづけ
仕事中に、
涙声でずうっと突きつけられていると、
フリルのついた暴力を振るわれている気分に……

それでも、
「まあ、落ち着いたら、
お寿司でもご馳走してくださいな(笑)」
そう電話を切って、数日後
私が眼にしたものは
「盗作だと言われたので削除します。
あー、すいませんでしたね」
という主旨の、ぞんざいな文章。
私は彼女の、作家としての病と
それをどう嚥下するかが読みたかったのですが、
とても失望してしまいまちた。
それで、彼女とはそれっきりです。
そんなことがあったなと思いながら、
雑誌を捲っていまちた。
このことで得たもの……
まだわからないですわね。
ビジネス書などではなくて
純粋な物書きの方は
心に弱さを抱えた方が多いのは事実です。
私は当時、
自分と向き合うことから逃げた彼女の弱さに
ほんとうに立腹したけれど、
それも容認してあげれば良かったのかな。
わかんないけれど。
お友達を失ったという事実だけが
まだ私の中に、残っているのです。
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