
姫オーラ社長
よーこりんですじっとりした秋雨の夜でしたですわね、
窓を開けていたら蚊がぶんぶん……

闘いながら、つい徹夜して読んじゃったのがこれです。
- 花探し (新潮文庫)/林 真理子
- ¥620 Amazon.co.jp
舞衣子は、不動産王に磨き上げられた愛人のプロ。
美しく洗練された容姿を高級ブランドに包み、
ベッドではテクニックの限りをつくす。
が、最近は、新しいパ トロンとの関係にも翳りが…。
舞衣子は密かに決意する。
「いいわ。次の男は私が選ぶ」
弁護士、名家の御曹司、流行作家—その「男」は誰か。
一流レストラン で、秘密の館で、
ホテルのベッドで繰り広げられる、官能と欲望の祝宴。
本当の恋なんて、それが何だっていうんだろう?
老舗料理屋の若旦那との愛人生活に
翳りが見えはじめた舞衣子は、
言い寄ってくる「金と力を持つ」男たちに、
次々と「甘い罠」を仕掛けていく。
『週刊新潮』連載の単行本化。
デビュー作の
- ルンルンを買っておうちに帰ろう (角川文庫 (6272))/林 真理子
- ¥460
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から一貫して、
林真理子女史の根底にあるのは
「ある共同体から袖にされた者が
蚊帳の外から眺める
羨望と嫉妬に満ちたルサンチマン」
であります。
あたしはあの中には入れないし入りたくない。
けれども、あたしが今のあたしじゃなかったら
あの中心に居て、
きっと、一番特権を謳歌し、
役得を享受しているのに
そのスタンスがぶれないからこそ、
時に登場人物を読者に嫌悪させ、
または俯瞰して、
心情に入り込ませるのだと思いますわ。
真理子さまの20代はバブルまっただ中。
当時、東京のどこかしこで
夜毎に繰り広げられていた
美しい女性と、脂ギッシュな男性が
互いに欲にありつこうとする姿を
きっとそういった視線で、
いつも見つめていたのだと思いまする。
この際、自分の主観は置いておいて
あなたも舞衣子に浸ってみませんか?
新しいフェロモンが開花するかも。
中村うさぎ女史の書評もお楽しみです(笑)

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