9月23日から息子の学年の学校成績の「評定」が開始された。
はるーか昔にブログに乗せたような気がするが、ギムナジウムの成績評定は基本的に
重要教科(ドイツ語、数学、外国語)
【重要な評定テスト(Schulaufgaben)の評価 x 2 + 評価テスト(口頭テストであったり、小テスト、クラス内での授業参加度/態度)の評価x 1】÷3
一般教科
評価テスト(口頭テストであったり、小テスト、クラス内での授業参加度/態度)の評価x 1
という計算になります。
宿題をやるか、やらないかというのは、基本的に評定にはかかわらないのですが、学校の成績がヤバくてという場合は、地味に宿題とかをちゃんとこなすことで、「クラス内での授業参加度/態度」という事でちょびっと底上げする良心的な先生もいる・・・けどすべての先生がそうであるとは限らない
わけでございます。
先日、うちの息子氏、ちょっと落ち込んで帰ってきました。
一般教科に当たる、Natur und Technik(略してNuT。まぁ…生物と科学ってやつですね)の初めてのテストがあったのですが、「読解テストが非常にわかりずらい文面で、回答はしたけど自信がない」といって帰ってきました。
そして、その3日後、息子が真っ青な顔で家に帰ってきて何かと思って聞いてみれば、こんなことでした。
息子が通ってた小学校で、息子以上に成績が良いというかオール満点で卒業した男の子‘デキスギ君’がいたんです。何気にプライドの高い息子は、隣のクラスのデキスギ君にライバル心を持ってました。ギムナジウム進学の際の評定がドイツ語が2だったので、息子「負けたーーー」と思って激しく落ち込んでたのは半年前の話なのですが、なんとなく懐かしいなと思うわけですが…
そんなデキスギ君。息子と同じ学校に進学したわけですが、別のクラス。(あちらは、外国語は英語じゃなくてラテン語とってるから) そのデキスギ君のクラスと息子のクラスのNuTのクラスは同じ先生で、同じテストをしたわけですよ。 分割クラスの日が続いて、たまたまうちの息子のクラスはまだテストが戻ってきていないのですが、あちらのクラスは戻ってきたみたいでですね…事件が起こりました。
デキスギ君、評価が5だったそうです。
ドイツの学校教育の評定は日本と逆なので、5は非常にヤバい評定です。
そして、デキスギ君、人生で初めて、評定1以外の評定を受けました。評定の内容があまりにショックで貧血を起こしてしまったそうです。
…先生も、デキスギ君を小学校の時から知っているお友達も
ですよ。
そしてその話を休憩時間に聞いた息子も
ですよ。
息子氏も、息子氏で、小学校からの友達たち(ほかのクラスに言っている子とも)どうやら答え合わせをしてて、彼の中では、「運がよかったら評価は3。でも多分、4だと思う」と思っているらしいのですが、
評価5だったらどうしよ----
と思っている模様。
ちなみに、デキスギ君と同じクラスにいる小学校の時のクラスメート(で、クラス上位だった)カールな髪のぽーる君も評価が5だったらしく、彼もじみにちょびっと落ち込んだそうですが、デキスギ君がクラスで貧血になったのみて、それどころではなかったのでダメージはあんまり大きくなかったとか言われたとか。 なんだ、それ?
そんなこんなの息子ですが、息子の目の前で、娘に言ったことを忘れているかなぁ…と思って、息子とちゃんと座って話しました。
ギムナジウムの成績評定は、授業でやったことだけ覚えてたら取れる評定はいつも4以下。
という話。
娘とかも昔よく文句言ってたんですけどね…
ギムナジウムの評定テストは、授業でやっていないことがよく出ます。(小学校の最後のほうのテストも同じだったはず。) 評定3以上を取りたいのだったら、授業でやっていない事も、教科書とか探し出して、参考書なり、Wikiなり、YouTubeなり、学習塾なりで自分で勉強しないといけません。学校の先生たちも、教科書にちょっとも記載がないことをテストに出すと保護者に干されてしまうので、まぁ、詳しかろうが、詳しくなかろうがなんだかんだで「記載がある」内容ではあるのですが、まぁ、授業でやってないことを出します。
NuTのテストに関して、息子は相当嫌がったのですが、Brawl Starで余分に遊ぶ時間が欲しかったがために、教科書授業でやってないところも含めて音読3回させたんですよ。 音読させたときは、そーとーぐちゃぐちゃ言われましたが、テストが終わった直後は、「ママ、シカトしてたら終わってた」と思ったらしいです。
もしもNote 3だったら、それ(いやいや音読)が首の皮一枚でつないだって話だからね。
と、念を押したわけですが、お姉ちゃんが自分の横でさんざんさぼっているから息子の心の中では、だいぶ「毎日が自分との戦い」なわけですが、今のところはコナしてます。
こういうところを見ると、娘の進学の相談をしたときに、あの当時の小学校の先生が、「成績はあるけど心の問題があるからReal Schuleのほうを薦めたい」といった心がよくわかります。娘と息子は、もちろん違う個人で、違う個性があるわけですが、勉強や学校生活に関しては、娘は心の持ち方がギムナジウム向けではなかったなと強く思います。息子のほうは、へんちくりんなことをやったり、文句を言ったりすることはありますが、立て直しが早いのと、こんな成績であきらめたくないという心の持ち方が違う。
娘のほうは、初めての子だったし、途中でひとり親家庭の子供に子供をしてしまった負い目があったから、いろいろと「やりすぎた」のだと思う。大人が助けてくれるのが「あたりまえ」になっているから、どんなにギムナジウムでは授業で教えてくれたこと以上に勉強しないといけないといっても、「じゃぁ、ママや大人が勉強できるように全部準備しろ」という態度だもんね。
息子のほうは、NuTのテストがヤバいかった二日後に、すでにNuTの先生とクラスのTutor(ギムナジウムでは、高学年の生徒が5年生を面倒を見るという制度がある)に、参考書またはNuTの成績を上げるためのYouTubeチャンネルとかおすすめあるかって聞きに行ったみたいで、「買ってほしい本がある」といってIBANを持ってきた。
我が家の中では、息子の態度がちょっと「出木杉君」だけど、でも、一人で先生に聞きに行ったんじゃなくて、クラスの数人の友達と聞きに行ったらしいので‥もしかしたらそれがスタンダードなのかもしれない。
・・・うーん。
