2023.3.23 21:24 冥王星が15年ぶりに動く

山羊座から水瓶座へ

一旦水瓶座に入るものの、冥王星は出たり入ったりを繰り返し、2024年の秋に移動を終える。

*ホロスコープは今回も国産みの島淡路島で出しています。冥王星が動くのは24日だと思ってたら23日でした。すみません。


冥王星は名前も冥王で死と再生の星と言われるが、現実の冥王星はとても小さく(月よりも小さいらしい)、大きなの衛星をもつ太陽系の端にある天体だ。1930年に発見され2006年に準惑星に降格されているので、太陽系だと言われたのは100年に満たない。占星術的にはそのまま惑星扱いとされているが、公転周期が248年と長いので天王星海王星と並んで時代を表す星とされる。


わたしの冥王星のイメージは無言の圧や大きなプレッシャーだ。冥王星の発する圧にはなんとも言えない重さがある。あの世から、過去世から、先祖から、お前の生きる方向は本当にそれでいいのかと何度も何度も問われ続ける(冥王星は少しずつしか進まない上、逆行して同じところに戻ってくることがある)。


それは内側から外側から手を変え品を変えやってくる。常に頭の上に何かが乗っているような思考の鈍さと重さと共に、やり残した課題を何度も突きつけてくる。ちゃんと向き合うまで同じ問題が起こり続ける。


同じ問題を繰り返した経験は誰にでもあるのではないだろうか。至極当たり前のことを書くと、同じような対応をしていると同じような結果になり、同じ問題を繰り返すことになる。繰り返される問題は自分の中の癖を見つけ、選択や対応を変え、以前と異なる結果を出すことで、内面や魂の成長を促すのかもしれない。その経過で今まで積み重ねてきたものが崩れたり、手放さないといけないことが出てくる。一旦崩れたところから新たなものを作り上げる過程は、まさに死と再生であり終わりと始まりのようだ。


山羊座的な伝統や歴史を大切に変化を嫌う星座から、水瓶座的な革新的でテクノロジーを重視する星座への移動は248年ぶりとなる。前回水瓶座入りした1777年はアメリカの独立戦争真っ只中だったようだ。


2008年サブプライムローンやリーマンショックの影響で起こった世界金融危機から始まった山羊座冥王星は非正規雇用を促進し、終盤にはコロナ禍の対応としてリモートワークを実現した。いろんな意味で大きな会社から個人へと働き方や責任が移行したように思う。


そして2023年、世界はどこへ向かうのだろう。もはやスマホなしでは生きられない人間の狭まった視野は、短絡的な快楽に走り現実問題から目を逸らせ続ける。

スマホとSNSの登場で人との関わりかたや繋がりかたは今まで人類が経験したことのないフェーズに入っている。死と再生の冥王星の水瓶座入りと聞いて、この繋がりが突然分断されたらと想像してみるが、安易に昔に戻るとは考えにくいし、長期間の電波障害なども現実味が薄い。ただ自分達を繋いぐ世界の入り口とも言える、たった一つの小さな電子機器は人の道具にすぎないことを念頭に置いて、地に足をつけていきたいと思う。


だらだらと書いてきたが、ここ1週間ほどわたしの頭の中も落ち着かない日々が続いている。浮ついた心では浮ついた言葉しか出てこないことは承知の上で、わたしの心の表面を上滑りする言葉たちを残すことをお許しください。


みなさま、水瓶座冥王星を楽しみましょ。