こんにちは。
大好きをカタチにする本音で話せるお菓子教室プチタプチの寺西千穂です。
私が菓子の勉強をしたコルドンブルー代官山校、週1ペースで名古屋から通って1年半で菓子講座のディプロマを取得しました。
初級、中級、上級とありますが、シェフはそれぞれ変わります。
初級の頃、担当のシェフが交通事故に遭い(!!)途中で外部のシェフに変わりました。
とにかくいろいろなシェフのレッスンを受講することになるのですが、シェフによって作り方はそれぞれ、違います。
ルセット(レシピ)は同じですが、作り方はシェフによって違う。
混ぜる順番、泡立て加減、火の入れ方など、最初はとても戸惑いました。
お菓子作りの正解は一つだと思っていたからです。
けれど、正解は一つじゃない。
シェフそれぞれの作り方が違うのは、それぞれの理想のお菓子が少しずつ違うから。
完璧なルセットは一つだと思い込んでいた当時は、その違いを受け入れることが困難なことでした。
けれど今はそれがわかる。
正解は一つじゃないんです。
少し話はずれますが、私の大好きな本『素材より素材らしく』で、杉野英実シェフがこんなことを書いていらっしゃいます。
私はルセットには執着しません。
なぜならば、ルセットは音楽の『楽譜』のようなもので、演奏者(職人)の技量や感性によって、その『音色』(菓子の味や美しさ)は違ってくるからです。
一つのルセッとがあれば、シェフの数だけスイーツが出来上がる、想像するととても楽しくなってくる。
だからお菓子教室に通って、先生のおっしゃることがいろいろ違ってもそれは間違いではないんです。
その人によって思い描くスイーツは違う
だからそれは間違いではないのです。
