阪口 寿里 です。


先日、穴師っ子中学生の2人が
道場を代表して
“大阪府剣道少年団研修会”へ参加しました。


毎年行われている研修会で
剣道を通じて学んだ事をそれぞれが
作文にして発表をします。


道場より2名が代表として出場し
府大会で最優秀賞になった勇者1名は
近畿大会へ出場し、その後近畿代表勇者は
晴れて全国大会へ進みます。


今回は中学生のみのエントリー。




中学1年生のコウキ侍とシノお嬢。




なぁ、覚えてきたん?
今日は読んでも大丈夫らしいで。




緊張するーーー。




さぁ、張り切ってどーぞー。




私は会場には行けませんでしたが
2人共に堂々とした発表ができたようです。


2人の作文をご紹介。



【僕の剣道】コウキ侍

僕は今年で剣道を始めて5年目です。
その5年間の中で僕が学んだことが4つあります。

その1つ目は、挨拶と返事です。

挨拶は、いただきます。ごちそうさま。
色々とあります。

剣道を習うまでは、挨拶はあまりできませんでした。
しかし、剣道を習ってからは徐々に
挨拶ができるようになってきて、

家族だけではなく、地域の人にも友達にも
大きな声でできています。

挨拶は恥ずかしがらずに大きな声ですると
自分も相手も気持ちがいいと学びました。

返事は以前は首を振るだけしか
できませんでした。

親から「返事は、はいだろ。」と
言われても、首を振ることしかできませんでした。

しかし、剣道を習っていると徐々に
「はい」「いいえ」が言えるようになってきました。

2つ目は、礼儀正しさです。
剣道を習う前は、礼儀はお辞儀だけかと
思っていました。

しかし、礼儀は凄く沢山あり、
なんでこんなに沢山あるのか
何が良いのかがわかりませんでした。

稽古会の時に、トイレに行ってスリッパが
グチャグチャになっているのに気づき
スリッパを綺麗に並べていると

「おー。偉いな。どこの道場の子や?」

と言われ、凄く嬉しかったです。
スリッパを並べただけで、こんなに
褒められるとは、その時は
全く意味がわかりませんでした。

他にも、ごく当たり前の事をしているのに
褒められるようになり、
これが礼儀正しくするのだと思いました。

自分も相手もお互いに気持ちよく
使えることが僕が思う
礼儀正しくするということです。

3つ目は、正座から足を崩す時
「失礼します。」と言いますが
僕は剣道を習う前までは
正座をあまりしませんでした。

しかし、剣道を始めてから
正座の仕方も教えていただき、
やっと正座の仕方を覚えられました。

今では普段の生活にもやっていますが
正座から足を崩す時
「失礼します。」という声かけがいることも
剣道を習うまで知りませんでした。

試合の時に先生が
「選手の皆さんは、足を崩してお待ちください。」
と言われ、選手のみんなは

「失礼します。」と声かけをして
足を崩していました。
これも今ではできるようになりました。

4つ目は、親が自分達にどれだけ
サポートしてしてくれているかです。

僕たちが稽古会や試合に参加できているのも
親がお金を出してくれたり
車出しをしてくれているからこそです。

親に何か返そうと思ったら
試合で良い結果を出して
喜んでもらうことだと思います。

僕は剣道という武道を習って
沢山の事を学んできました。

まだ僕は中学1年なので
まだまだ学ぶことがあります。
後輩には教える立場になります。

この3年間しっかり学んで
生かしていきたいと思います。



【剣道を通して学んだ事】シノお嬢

私は、剣道を習い始めて六年が経ちます。
六年間で剣道で学んだ事が沢山あります。

一つ目は、「言われる前に動く」です。
何故かと言うと稽古の時でも
言われる前に先に動かないと
時間が少なくなるからです。

私達の稽古時間は毎回2時間しかありません。
その中で、一人でも無駄な動きがあると
時間がなくなるし、皆にも迷惑がかかり、
先生にも迷惑がかかるからです。

だから無駄な動きがないように、
言われる前に先に動きます。

私は剣道を習う前は、お母さんに
「あれやって」「これやって」と
言われないと動けませんでした。

しかし、剣道を始めてからは
自分から動けるようになりました。

例えば、お風呂を洗ったり、
食器を直したり、洗濯物を取り入れたり
自分で気づいて行動しています。

剣道を習って良かったと思っています。
これからも言われる前に行動していきます。

二つ目は、相手の気持ちを考えることです。
相手の気持ちを考えるようになったのは
元立ちをしている事です。

相手が打ちやすいようにと、
頭の位置を下げてみたり、

低学年には腰を低くして
目線を合わせたり、相手がどうしたら
打ちやすくなるか気持ちを考えて
稽古に励んでいます。

この事は剣道だけではなく家でも
学校でも心がけて過ごしています。

家では自分がトイレのスリッパを
きちんと並べたり、ご飯の前には
家族のお箸を配ったり、

学校では自分からすすんで
教科書やプリントを配ったり
相手の気持ちをできるだけ考えて
過ごしています。

でも、私はまだまだ相手の気持ちを
考えられていない所がいっぱいあると
思います。

だからこれからも自分で気づき
行動していきます。

三つ目は、家族、先生、道場の稽古に
一緒に取り組んでいる仲間に
感謝の気持ちを持つことです。

感謝の意味は、
「ありがたく思って礼を言うこと。心にありがたく感ずること」です。

私は、いつも私を支えてくれている家族、
いつも剣道を教えてくれる先生方
共に稽古をしている仲間に
感謝の気持ちを持っています。

いつも美味しいご飯を作ってくれたり
洗濯をしてくれたり、朝早く起きて
大会に来てくて応援してくれるお母さん。

私の良い所や悪い所を熱心に教えてくださる
先生方。

稽古の時、お互いに良い部分も
悪い部分も注意しあえる仲間。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも感謝の気持ちを忘れず
過ごしていきたいです。

そして剣道を通じて学んだ事を
今後の人生に生かしていきます。



(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ




コウキ侍は優良賞を。




シノお嬢は敢闘賞をいただきました。




最優秀賞になった1名が近畿大会へ。




私が子どもの頃に通っていた道場では
稽古の前に“道場訓”として
下記の事をみんなで唱和してから
稽古していました。



剣道は剣の理法の修錬による
人間形成の道である

剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い

剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して

常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して

広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである



毎回唱和していたので
今でも読まずに言えます。


これが、剣道の理念であり
剣道修錬の心構えだと言うことは
子どもの頃はわかりませんでしたが


剣道を通じてこれからも
穴師っ子と共に人間形成の道を
歩んでいきたいと思います。


コウキ侍、シノ侍、お疲れ様。



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