【コラム】D1GPとFDJの違い! | ⚡️しばちゃん⚡

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柴田自動車⚡️社長
シバタイヤ、R31HOUSE、GRK、シバガレ、SHIBATA RACING TEAM、シバスク、シバ走、GRK最強決定戦をやってます!

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D1GPとFDJって、そもそも何が違うの?って思ってる人、多いと思います!

 

やりたい「コト」が、全然違うので、それを理解して、観戦すると、より一層楽しめると思います!

 

①使っているタイヤが違います!

 

それぞれレギュレーションがありまして、使えるタイヤが違います。

 

D1GPは「転がり抵抗「10.5」という数値をクリアーしているタイヤが使用可能(それぞれのメーカーが検査機関に持ち込んでテストした結果のレポートを提出することが義務付けられております)」で、それ以上に数値が大きいタイヤは使えません。

 

転がり抵抗というのは、簡単にいうとグリップの数値なのですが、数字が小さいほど、グリップしないエコタイヤになっていきます。数字が大きくなると、グリップ力が上がりますが、やりすぎると、レギュレーション違反で、失格になりますので、全タイヤメーカー、転がり抵抗10.5ギリギリを攻めてタイヤを作ってきます。大会後の検査等で、もしもその数値が越えていたら失格になりますが、競技なので、みんなギリギリを攻めます。

 

ちなみに、シバタイヤの場合、200Rだと、転がり抵抗が10.5を越えているので、使用不可となります。(だいたいどこのメーカーも、一番食うタイヤは、使用できない感じになります。)

 

なので、シバタイヤは「200D」という、200Rよりやや食わない、D1GP専用のコンパウンドを開発して、それを使用しております!

 

FDJは、タイヤをFDJ側に送って「FDJ側が、検査機関に持ち込んで数値を測り、FDJの基準に適したタイヤのみ使用許諾が下り、そのタイヤが使える」というルールになっております。FDJ側が、どういう基準で合否を出しているかは公開されておりませんが、シバタイヤは「300」が使用可能となっております。単純にグリップ力だけでなく、ドリフトをした時の性能等を鑑みて判定していると思われます。そう思うのは、実際に大会で走ると、車速だったり、旋回速度だったり、だいたい同じになるからです。

 

ということで、我々が使うタイヤだけ比較しても、D1GPは「200」ハイグリップタイヤで、FDJは「300」ローグリップタイヤになります。


なので、まわりのメーカーさんのタイヤも、だいたい同じようなグリップ力で、統一されているということが分かります。

 

しかし、このグリップ力の「差」が、そのまま走行パフォーマンスに直結します!

 

 

↑D1GPのエビス(西)の時の動画ですが、ハイグリップタイヤになりますので、ストレートの加速も早いし、旋回スピードもはやいし、アクセル開度も大きくなるので、白煙も爆煙になります。(ちなみに、えびすのこのコースで、2周でタイヤがツルツルになります。)

 

 

↑FDJのエビス(西)の時の動画ですが、ローグリップタイヤになりますので、車速もそこまで速くなく、白煙もそこまで出てないです。(このコースで、7周ぐらい持ちます、200Dに比べて300は、単純に3倍以上、ライフが長い感じです。)

 

D1GPは、タイヤが食うので、タイヤのグリップに頼った走りが出来ますが、FDJは、タイヤのグリップが低いので、タイヤを食わせる走り方やマシンセッティングなど、ドライバーの腕やセットアップ技術が求められます。


ちなみに、FDJで、他メーカーのタイヤで、一般的にはハイグリップタイヤといわれるタイヤが認められている場合もありますが、なぜか分かりませんが、一緒にドリフトすると、似たようなスピードになり、バチバチの追走が出来るので、タイヤの評価基準がマニアックで凄いんだろうなーって、感心します!(コウダイが食わないタイヤを腕とセッティングでなんとかしてるという説もありますが)

 

②コースレイアウトが違う!

 

D1GPは、タイヤがグリップする前提で、ハイスピードでバキッ!とふる前提のコースレイアウトになっているので、最初のストレートが長く一発目の進入で角度をパキッ!とつけるコースレイアウトが多いです。進入が失敗したら、壁に激突するようなレイアウトも多いので、1ミスで、廃車になる可能性が高く、そういう「危なさ」も、ショー的要素になってると思います。見てる人が、その危なさを見ることで、心がドキドキする「地下格闘技的」な感じはあると思います。


選手には、マシンを高次元で操る相当なテクニックが求められます!もともとはストリートから生まれたのがドリフトですが、それを競技という形にしているのがD1GPです。走ってる選手は命懸けですが、極限の向こう側に行きたくなる、イカれた人たちが走ってるのが、D1GPだと思います!ベスト4以上は、だいたいイツメンですが毎度「喧嘩ドリフト」です(笑)1ラウンド終わると、だいたい車がぐちゃぐちゃになります。

 

FDJは、安全に配慮されていて、奧伊吹の進入と岡山のコンクリートウォール以外、よっぽど1ミスが、廃車になるようなコースレイアウトはありません。スタートからフィニッシュまで、走行区間が長いのが特徴で、ドライビングテクニックを必要とする、いろいろな要素が入っているコースレイアウトになっています。最初から最後までの「走行ライン」をキレイに走れるかが重要になりますので、どこかでミスると、ラインがぐちゃぐちゃになり、点数が伸びなくなりますので、スタートからフィニッシュまで、気が抜けません!


マシンセッティングとドライビングテクニックで争う、まさに「モータースポーツ」であると思います。タイヤの性能差を主催者側がコントロールしているので、全車、似たような性能になるので、参加者皆にチャンスがあるし、バチバチの追走が発生しやすくなりますので、見てる人には楽しいと思います!


海外リーグとスタイルやジャッジが似てるので、多くの海外選手がFDJに参加する理由はそれです!

 

③走行スタイルが違う!

 

D1GPでは、ストレートからの進入で、するどく「パキッ!」とフルことがもとめられており(ケツ進入はダメだけど)、それがD1GPの真骨頂!※パキッとふったあと、アクセル全開で、かき止めしながら、アクセルオン状態で、そのままドリフト旋回します!

 

FDJでは、ストレートからの進入で「パキッ!」とフルことは求められておらず、どちらかというと、走行全体の流れで、キレイなライン、それでいてドリフト時の角度等が求められます。進入時のドリフトの適正は角度はもちろん大事ですが、過度なパキッ!つまりやりすぎやケツ進入は、連続した美しいラインにならないので、評価されません!


※世界的には、FDJの走行スタイルが多く採用されているのが現状です!

 

それについて「どちらの方が良いのか?」と、思うと思いますが、それは見ている人の「好み」になると思います!


そして、それぞれの「スタイル」については、これから未来に時代と共に変化していくこともあるのではないか?と思っています。どっちもどんどん凄くなっていくといいなと思います!我々は、そのリーグのスタイルに合わせて、やることやって走っていくだけです!

 

 

↑ちなみFDJでD1走りをしましたが、これは、走る前に、ミーティングで、パキッとふるなよ!って散々話をしていて、コウダイも頭で分かっていても、ストレートを走って、進入時に、体が勝手に操作して「パキッ」としてしまった結果ですが、これをやらないようにするということを肝に銘じて走っております。開幕戦の富士でも、和己との追走(前走)で、D1走りになってしまいました。(FDJに出るときは、D1走りは封印。)

 

 ④ジャッジの方法が違う!

 

D1GPは、DOSSという機械がありまして、スピード、姿勢、角度などを、コンピューターが測定をして、それを点数化しています。小さなミスや修正も減点してきますので、ごまかしが利きません。主催者側が、コースレイアウト等を作る時に、このコースだとこういう走り方が「完璧に出来たら100点」という感じで、DOSSの点数の設定をしますが、主催者が想定する走りを越えた走りをすると、100点を超える場合もあります。追走においては、個々の走行の点数と後追いの接近具合を審判員が見て点数を付けます。DOSSの点数が出やすい「走り方」を極めたモノが勝つというゲームなので、選手は短い練習時間の中で、その答えを探しながら、攻略をしていきます。

 

FDJは、人間審査ですが、ライン、アングル、スタイルと、3人のジャッジがそれぞれ独立をして点数をつけます。その総合得点が100点になります。ジャッジが求めている、ライン、アングルをイメージして走行しますが、ただ走るだけではなく、よりアグレッシブな走りをして、観客や審査員に「すごぃ!」と思わせることが出来るとスタイル点が上がります。なので、まずはキレイなラインを最適なアングルをつけて走る、そこにパッションが加わると高得点になります。(置きにいくと、もれなく点数が下がります)追走に関しては、基本は、前走の走りを比べ、後追いは、寄せつつも、良いポジションでしっかりゾーンをとって走れているか?というのを見られますので、ガツガツ寄って走ればよいということではありません。

 

【 総括 】

  

当たり前ですが、それぞれのリーグの求めているコトをちゃんとやらないと勝てないので、コウダイはD1GPでは「パキッ!」とふり、FDJでは、流れるような美しいドリフトをすることを心がけております。

 

それぞれのリーグに合わせた走り方をするのですが、もちろん運転操作やマシンのセッティングも変わってくるので、一般の人からみれば「同じドリフト競技」でも、我々としては「全く違う競技」という認識でやっております。

 

なので、見ている人も、そんな感じの見かたをしてもらうと、よりD1GPやFDJが楽しめるのではないかなと思います。

 

D1GPは、ハイグリップタイヤで「パキッ!+DOSSの攻略」、FDJは、ローグリップタイヤで「頭と技術と腕で走る」そんな感じかと思います。

 

同じことやる団体が2つあっても仕方ないので、これぐらい違ってくれていた方が良いと思います!

 

ほぼ毎週おきに、D1GPとFDJがくるので、マシンの特性も違うし、対応能力がないと「あれ?どういう風に走るんだっけ?」ってなります。

 

なので、両方のリーグで勝つというのは、ほんとうに大変なことなのです!

 

 

過去にD1GPとFDJを同時にシリーズチャンピオンとった選手は、過去に1人もおりません!

 

ということで、コウダイが、D1GPとFDJ、両リーグでトップ争いをしていることが、いかにすごいことか分かって頂けると思います!(本人は、楽しくドリフトをしているだけですが)



さらには、今年から海外リーグの「RDS」にも参戦しており、レンタルマシン(本番機は制作中)で、ジャッジポイントが現時点ではよく分かってない我々ですが、こちらも勝てるようにしっかり分析しながら極めていって、勝利を獲得していきたいと思っています!

 

D1GP、FDJ、RDSで、3リーグでほぼ毎週レースをやってたら、経験値が爆上がりしますので、コウダイにとっては、良い1年になるのではないかと思います!

 

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ということで、そんなコウダイが店長をやる車屋さん「シバガレ」が、いよいよオープンしますが、コウダイ店長が乗っている、D1GPマシンとFDJマシン、そして、歴代のマシンが展示されます!

 


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これだけのマシンが同時に並ぶことも珍しいですが、ぜひ近くで見てもらって、コウダイ店長と一緒に記念撮影等もしていただければと思います!!

 

 

コウダイ店長が、D1GPで気を付けて走ってる事(本人談)↓

 

D1GPの追走についてですが、それぞれの点数勝負になり、走りのベース点はDOSSで決まりますが、勝敗を決定づけるのは、追走時の接近度合いによって審査員がつける「後追い加点」が戦況を大きく左右すると思ってます!
 

後追い加点がマックス15ポイントあるので、お互いにドスで似た様な点数を出したとすると、いかにこの接近度合いを点数化する、後追い加点を多く取るかが勝敗を左右すると思ってます!


ただ後追い車両はDOSS点数は絶対的に落ちやすくなります!
 

理由としては先行に合わせて超絶近い距離で走らないと後追い加点が多く取れないので、先行のペースや振り出し時の動きに合わせて後追いもピッタリ入っていきたいので、後追いは先行の動きに合わせる形になるので自分のペースで走ると進入はパキッと降りやすいけど、先行車に合わせるとパキッと振るのは本当に相手とのペースや走りのスタイルが似てないとほぼ成立し難いと思います!


さらにコーナリング中も、先行の車速に合わせてるうちにサイドブレーキで減速等しているとコーナー中に目視できない程度のフラつきがや姿勢の変化が起きて、それもDOSS点が下がってしまう原因になるので、それを加味して思いっきり相手に接近して多めに後追いポイントを取っておかないと勝てない競技かなと思います!


後追いでDOSS点が落ちると言っても、点数にすると平均2〜3点くらいかなと思うので、2〜3点落としてでも、後追い加点の15点を取りにいった方が勝率は高くなるからです!


全部が当てはまるケースではありませんが、お互いにいい後追いをするハイレベルな戦いをした場合にその先の究極な領域に後追い時でもDOSSを落とさないって言うのが勝負の鍵になるかなと思います!

って言うのがD1で追走競技の競い方かなと思います!