「旅名人」様は現在、九州北西部、「松浦鉄道」の営業区域を廻っておられるようです。
「松浦半島」は「マツラ」の名で、「魏志倭人伝」にその名を残す、大変歴史ある地方で・・・
・・・いや、今日はそーゆー話ではなくてですね・・・
たまたま手元に1989年の鉄ピク誌がありましたものですから、その当時と、現在を
比べてみよう―とユー「コンタン」であります。
■列車頻度(下りのみ)
◆国鉄最終ダイヤ、昭和62(1987)年・・・伊万里・平戸口間には急行・平戸も含まれています。
有田-14-伊万里-12-松浦-9-平戸口-9-吉井-9-佐々-9-佐世保
◆平成1(1989)年3月、開業1年後見直しダイヤ
*3セク移行に当たり、新駅を7つ増設
有田-19-伊万里-17-松浦-16-平戸口-17-吉井-18-佐々-23-佐世保
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図:黒が主体で書かれてあるものが、1989年の鉄ピク誌からいただいてきた路線図であります。
①1989-2016までの間に、どんどん停留所を作っていましたね~
②「佐世保中央駅」という棒線構造駅ですが、1990年に市内最大のショッピングセンター前、徒歩1分という
好条件の立地に開設して自家用車から主役を奪ったようです。
③有田-26-伊万里-17-松浦-17-平戸口-18-吉井-22-佐々-42(うち快速4)-佐世保

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佐々―佐世保19.8kmは、完全に陸上交通の主導権を握ったようであります(佐々発05:02-21:31)
実は「松浦鉄道」は開業時から<有田ー伊万里>以外の存続は危ぶまれていました。
同じ鉄ピク誌のpp18-22「運輸成績の動向」 今城 光英 氏のレポートがあるのですが、
昭和61(1986)年の松浦鉄道の実績はことさら悲惨で(かつての道内勢ほどではありませんが、
客離れが進むのが速いようです)、鉄道業はいつまで持ちこたえられるのかと・・・
<松浦鉄道・旅客輸送密度>
昭和35(1960)年 40 45 50 55 61
3365 3383 1954 2253 1741 1170(人)
実に見事な積極策でありました・・・
フロク①
<佐々ー佐世保>快速通過駅
真申、中里、野中、山の田、中佐世保
所要:快速35分、各駅停車42-46分
フロク②
難読駅名5選
#チョイ難:
・・重箱読みまたはそのバリエーション
・波瀬 はぜ は(音読み) せ(訓読み)
・皆瀬かいぜ 音読み+訓読み
こんなふーによむよーになってしまった、バックグラウンドが知りたいですね?
・・湯桶読みかその変形
・楠久 ぐすく くす(訓読み) く(音読み)
やはり地理的位置からは、琉球の城(ぐすく)同様、朝鮮山城でしょうか?
ですが、なぜこの字を選んだかが不明です?
・・読むときにどう読んでいいかチューチョする地名:黒川くろごう
「黒川くろかわ」と読み「ちがうよ」と言われたら、皆さんはどうなさいますか?
例として「十河」とかいて「とがわ、そごうほか多数」の読み方があります。
「川・河」を「ごう」と読む場合は「下に内がつくことが多いようですが・・・」
・・・大河内おおこうち、黒河内くろごうち、谷河内やごうち、安河内やすこうち
大昔に1文字取られませんでしたか?
##難:調川つきのかわ
律令制度以前よりあった「租庸調」ですが、その「調」の部分が独立・・・
元々「調」は下記の御約束事で、その代り農作物での税徴収はありませんでした。
「地方の特産品を朝廷に貢ぐ=みつぐ(く)」
ここから、「調」を「つぐ→(文末の清音同化)→つく・つき」というようになり、
その、丁寧語が、漢字の「貢」に合わせて「み調=御調みつぎorみつき」と
なったとか?
「調」を「つき」と読む地名は、案外各地に沢山あります。
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松浦鉄道の「ヤル気」・・・「旅名人」様のレポートを眺めつつ
了
「まった、テキトウナ物書いて!だから、本当に書きたい近鉄の話
いつまでたっても終わらんべさ」
「わかってるって!!!」
今回も最後までおつきあいくださった方々、深謝申し上げます。
カラスのクンセイ 拝
少しJR北海道もさぁ・・・