父の一周忌 | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

朝から豪雨だった。
札幌は、台風崩れの温帯性低気圧の直下にあった。

今日は父の一周忌で、午前の早い時間に**寺のご住職に
お運び賜り、読経をいただく予定だったのだが・・・

この天気では、いくらなんでも・・・
さっそくニョーボが**寺に連絡を取る・・・

「あの、手稲区のカラスですが・・・はいはい・・・いえ、そーぢゃなくて・・・
この雨の中、ご住職様においでいただくのは、申し訳ないと夫とも
相談しておりまして・・・

私ども、二人だけになってしまいますが、位牌・遺影を**寺様にもって伺い
・・・そちら様が御迷惑でなければ、お寺のほうで、お経をあげていただいたほうが
ご住職様の御負担も少しは減るのでは・・・と・・・

ハぁ、さよーでございますか??
それはもったいないことで、恐れ入ります。

では、お待ちしておりますが、何か途中不都合ができましたら、私どもいつでも
お伺いいたしますので、ご連絡くださいませ。

では、ごめんくださいませ・・・」

「どした?」

「ほかにも、こっち方面の法事、2件あるから気にしないで待っていてくれって
おっしゃっているんだけど・・・ほんとにダイジョブかしら??」

「う~ん・・・」

私は、学生時代、暴走族まがいの運転をし、ロックにはまっていたと
おっしゃっていたご住職をちょっと思い出してはみたものの、
それから、ン十年、台風並みの雨の中、まさかそんなカッコで
公道はぶっとばしてくることはできないだろーな・・・と
考えていた。
それでも、ご住職の車は、排気量こそ大きくはないが、小回りがきいて
すばしこそうな3-バルブエンジン車のようだ。

・・・やっぱり、こーゆー所には、なんとなく血が騒ぐものがあるのかな?
速そうな車だね・・・

ほどなくして、私はご住職の車のエンジン音を覚えてしまい、
車が家に近づいてくると、玄関ドアを開けて外をのぞいてお待ちしていることも
あった。

ニョーボからは、大変失礼だから、やめるようにと言われたが、
実は私も学生時代、車に凝っていた時期があり、ご住職のような
速そうな車のエンジン音を聞くと血が騒ぐ・・・

今日もこんな日なのに・・・
この雨脚で、いつものようにエンジン音がきこえる・・・と感じた時点で変だと
思わなかった自分がどーかしていたのであろう・・・

「お!おいでになったよーだ!!」
「もーやめてよ。それに、今日は玄関開けておくとビチャビチャになるぢゃないの!!」
「まーいーぢゃないの!!」
と私は玄関に向かった・・・

「なんだ、どーして、そんなとこに突っ立ってるの。濡れるから早くはいんなよ!!」
「やーねー。ご住職様になんて口の利き方しているの!!
どーも、すいま・・・」


父の一周忌  了

誰が玄関先にいたかは説明するまでもないので、そこで与太話をやめています。
最後までおつきあいくださいましてありがとうございました。

  カラスのクンセイ 拝