丑三つ時・・・
樹上から二つの人影が折り重なるように、相当な速さで落下していた。
もちろん、この動きは常人の目には映らない・・・
「ぬ、貴様、おんな・・・?!」
「フッ・・・二十五年ほど前、ウヌの<飯綱落とし>に挑んで敗れた
クノイチの妹よ・・・」
「・・・飯綱は破られぬ・・・」
「姉にもそーいっておったの。」
「いたのか?あの場に??」
「おーよ。姉が自分の腹に太刀突き刺し、ウヌの腹も突き破った!と
あたしも思った・・・
したが、ウヌは、鎖カタビラを着込んでヤイバを通さん体であったの・・・」
「姉が息絶えるまで、ただただ見ておったというのか・・・?」
「あそこで、助けを出せば、ウヌは次の戦いに備えて、新しい防ぎ手を
考えてくるやもしれん。しかし、姉が死んで、周りに誰もいないとなると、
今までと、同じ守りでいいわけよ・・・
だが、いま、それができなくなったということだ・・・」
「・・・冷たいおんなだ・・・」
「・・・あたしも忍びのはしくれだからな・・・」
「しまった!火薬か!?」
「今頃気づいても、遅いわ。いくら鉄・ヨロイを着込んでいても、吹き飛ばされて
一巻の終わりよ・・・」
「どーしてだ。体も離れん?!」
「あたしの髪をウヌの鎖カタビラに巻き付けておいたのよ・・・」
「くそ!」
「念仏でもとらえて、待つこったな・・」
天地切り裂く爆発音・・・息も絶え絶えのクノイチの目先にカムイが・・・
「どー・・・してだ・・・ウヌには火薬も通じんのか?・・・」
「いや。今日は白土(三平)先生のところにあった、F?・F‘*・F先生から借りてきた
=▽◆◎ロボット?とかゆうので遊んでいたら、勝手にお前がそっちと
戦い始めた・・・
ん?・・・もう聞こえんか?・・・
それにしても、この壊れてしまった機械人形は俺にはなおせん・・・」
いつまでも細かい部品が飛び散った一面を行き来する、途方に暮れるカムイの姿が
そこにあった・・・
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真剣に読み進めておいでになった方申し訳ありません!!
いつものヨタです。
最後までおつきあいくださいまして恐縮至極です
カラスのクンセイ 拝