田舎伝説 | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

たぶん、もう、25年以上前になると思います。

列車頻度が極端に少ない、農村部の小私鉄を乗り鉄 & 撮り鉄
しようと朝早くに起点から歩き始めました。

運よく、駅があるところで進行方向に列車が来てくれれば、乗って
(ただし1駅分だけ)、その僥倖に恵まれなければ永久に徒歩、
という計画で出かけました。。

予定のコースの1/3ほど歩いたあたりでしょうか?路肩を黒い塊のものが
てっぺんに三角形のハンカチ?のようなものをつけて動いて??いました。

当時その地方は梅雨明けの初日で、気温35度であったと後で知ることになりますが、
北海道から出たことがない私には大変きつい行程でありました。

余計な考えが一瞬頭をよぎりましたが、
「まさかな。」
と自分にイー聞かせるように、その「ろくでもない考え」を否定しました。

でも、よくよく見てみると、私が見ていなかったり、視線をわざとそらしていると
その黒い塊は動いているようですし、見つめていると止まっているようにしか
見えません。

根負けしてしまった私はショータイを見に行く決心をしました・・・

そして・・・やっぱり見なきゃよかった・・・


手首から先が、学生さんのカバンよりやや大きめのカバンを
地面を引きずるようにして、少しずつ動かしているのでした。
彼?にしても、こんな時間に、まさか人通りとぶつかるとは
思ってはいなかったのでしょう・・・

しかし、私が少し安心したことには、手首より上は自然に消えて
ぼけてなくなるような感じで薄まっていましたので、
無理やり引きちぎられたのではないようでした。

ちょっと悪いものを見てしまったオワビとゆーわけではありません
でしたが、自分のセブンスターを彼の薬指と小指の間に挟めて
合掌しました。

そのタバコは、掃除機が一気に吸い上げるように、一瞬で空中に
消えてなくなってしまいました。


その晩、私が泊まったホテルに、24:00頃、右手首がない上半身だけの
労務者風のオヤジサンが左手を振って通り過ぎてゆきました。
くわえ煙草をしていましたね・・・

私が泊まっていたのはその建物の最上階の6Fの部屋でした・・・


カラスのクンセイ 拝

 このお話は半分フィクションです
 ハンフィクション物語・・・?