影丸のいない日・・・・6/8+あるふぁ | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

   
  5.分銅 VS  布  (2)

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[影丸のいない日・・・(4)  の終盤より
 5 分銅 VS  布 (1)

救命丸(くめまる)「お、そーか。お主の忍法の中心は布か。いいことを聞いたぞ。
    しらない殿の危ない場面をお助けできないで、このまま本拠地に帰られようか!?
    救命丸と申す。いざ。」
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救命丸(くめまる)
「そうか。お主の切り札というか、術の中心は<布>か・・・
      イー話だ・・・。」
脳天鬼「まずいところを聞かれてしまったらしいな。
      だが、こちらとて、お主に見せていない術も、まだあるぞ。」
救命丸「あの雪風(七つの影法師、選ばれた七人)に敗れた<布分身>とかであろうが・・・」
脳天鬼「随分とはっきり言ってくれるな。」
救命丸「今回、対戦予定の相手の過去に使った術は、すべて頭の中に入れてきたつもりだ。」
脳天鬼「ふふふ・・・」
救命丸「なにがおかしい!!」
脳天鬼「大日本帝国海軍はいまから200年後、今のお主同様、自信満々のセリフをはいて、
     マリアナ海域で事実上作戦立案不可能なまでに壊滅したのだ(コラッ!!
     でも、完全に叩きのめされたよね・・・随分日米で差が付いていたんだね?
            ・・・なにやってるだ!!!←さらに上級の監視局)。
     自分達は完璧と驕り高ぶった海軍が自ら墓穴を掘ったのよ。」
     
救命丸「お主、この期に及んで気が触れたか?」
脳天鬼「いやいや、人間20年もすれば誰でも進歩するさ。それを無視してよいものであろうかの、
      といった程度の独り言よ・・・」

    6. 飛騨忍群大本営・・・ぢゃない・・・指揮所

寒天斎「半月斎殿が敗れたか・・・あの、飛騨一と言われた半月斎殿がのー・・・」
独眼房「最期は、負傷の影丸を逃がす手助けをしたとか・・・おそらく相討ちに近いものではなかった
     かと・・・」
寒天斎「どーしてそれを?」
独眼房「たまたま半月斎様を葬ろうとしていた影丸に出会い、本人から聞きました。」
寒天斎「手負いの影丸、討つには絶好の機会ではなかったのか?」
独眼房「確かに。しかし、ソバに<甲賀七人衆頭領(阿魔野邪鬼)を2度も倒した(若葉城の巻)
      彦三の息子>
と思われる忍がおりましたから、いくら手負いの影丸とはいえ1対2となれば、
            拙者には闘う自信がありませんでした。
            それに、”手負いの相手に討ち勝った " と言ったところで、寒天斎様が最も尊敬されて
      おられる半月斎様の武士道も台なしになるではありませんか?」

寒天斎「いや、お主のいうとーり。あんなことを、つい、いうてしもーて、半月斎殿にあわせる顔が
            ないわ。
            ところで彦三とやらの息子は腕は立ちそうか?」
独眼房「細かいことまではわかりませんが、全く付け入る隙がない構えをしておりました。」
寒天斎「やれやれ、若造といっても公儀伊賀組は力のあるやつらばかりぢゃのー。うらやまシーワイ。」
独眼房「そんな弱気でドーされました、半月斎様。今や、数こそ衰えたりといえども、飛騨忍群、
        これだけの人材をそろえ居ることができるのは、我が里だけにございますぞ。」

寒天斎「いやあ、今救命丸と伊賀の脳天鬼が戦っているのだが、この脳天鬼、天鬼の息子なれど
     オヤジより腕がたつと見えて、<しらないの死に際の火柱の術>を防ぎきったのだ。」
独眼房「それでは救命丸に勝ち目があろうはずはないではありませんか?!」
寒天斎「いや、やつには連発の爆弾分銅があるではないか?」
独眼房「脳天鬼の<布瀑布>には間に金属が挟めたものもあるはずです。」
大五郎「お主が、なぜしっておるのだ?」
独眼房「ヤツが6代将軍の供をして東照宮に行ったとき、輪王寺という寺にボヤが出た。
      そこでヤツが金属入りの<布瀑布>で寺を囲み<七つの影法師の紫右近>から
      技を盗んだとか言う<忍法・天しぶき>とやらで「ゲリラ豪雨(コラコラッ!!)」のような
       水流を寺にかけてあっという間に鎮火せしめたのだ。
             もっとも、寺の人間からは、こんなに水をかけたら、木が乾くときに狂いが出ますと怒られて
      いたがな。
       脳天鬼は父が火術で瀕死の重傷を負っているので、 もー火術の犠牲になるのは嫌だと
             猛勉強したそうだ。
             そんなわけで、自らは火術を使う人間ではないが、相手の術の火勢をコントロール
      することが実にうまい。

       それも父親を早くに亡くしているので、防火の手段はすべてヤツのオリジナルだ.
             しかも、油に浸した布を使った<布分身>を相手に密集させておいて、最終的に火を放つ
      という唯一だが強力な火術も心得ている。
       自らは火のついた布を操るか、あるいは捕捉・動揺している相手に向かって矢なり火矢を
      仕掛けるのだ。
      どう考えても、技を仕掛けられたほうには逃げ場がなさそうではないか・・・。

      拙者が、今の鉄よろいを着込んだのは、実は脳天鬼対策からだ。
      だからこれから、拙者は救命丸を救援に行きたい。」
大五郎「いや、おぬしは出かけてきたばかりよ、今度はオレが見て参ろう。」
独眼房「そうか。おぬしの<かげろう>なら布分身をかわせるやもしれんな。
      かたじけない・・・。」

  7. 伊賀屋敷に向かう二人

幻之丞
「天真殿、拙者、だいぶ体が楽になって参りました。ここまでくれば、あと伊賀屋敷まで
     一里ほどでございましょう。あとは一人で何とかなると思います・・・」
天真「そーか、やはりお主も気になるであろう。脳天鬼のこと。やつはなかなか強そうだが、
     やはり一人で支えきれるものではない。実はワシもどーしよーか迷って・・・ん?・・・
         おい、幻之丞、俺たち二人で屋敷に戻れるかも知れんぞ!!」

源太郎「お二人とも、大事ございませぬか。
      脳天鬼の様子はこの源太郎が見てまいりましょう。
     お二人はどうか、お屋敷の方でお休み下され。」
天真「それでは、頼むぞ。お、もーいってしもーたわ。」
幻之丞「よーございましたな、天真殿・・・」


5.分銅 VS  布  (3)

救命丸「気がふれたものかドーカは知らぬが、さっさと倒して拙者は帰りたい。
     まずはこれからじゃ、<鉄砲分銅>!」
脳天鬼「なんの!」
救命丸「剣でよけたのか?いや?剣でこちらの弾丸をたたき割ったのか??なぜそんなことが??」
脳天鬼「さてはお主、<大江戸放送の「ホコとタテ」>みておらぬな?(コラコラー--!)
     それとも飛騨の山奥では放送電波は圏外でござるか?(もーいーから!、
           飛騨地方の皆様、許してね!!)」
救命丸「ではこれではどうだ。<親子分銅>!!」
脳天鬼「何がこようとこちらの防御の基本姿勢は変わらぬわ!!」

救命丸<連発回転砲分銅>」・・・今でゆ~と、ソーデスネ~、ガトリング砲(銃)から
                     分銅が次々とんでくるようなものでしょーか?

脳天鬼<布瀑布鉄芯入り>。」
救命丸<81mm対戦車バズーカ分銅>(反則!!)」
脳天鬼<ちょばむ・くろす・あーまー>(なんかくるまだ・まさみ風だな、とにかくどっちも反則・・・)
      どーした、顔色がわるいぞ?」
救命丸「どーして、火薬が布を貫通しない?。なぜモンロー効果が無効なのだ?」
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☆モンロー/ノイマン効果
バスーカ砲弾のごとき、先端を絞った砲弾を、装甲車輌に着弾させると、その衝撃により、砲弾の
先端より内部から発生した高圧の気流(メタル・ジェット)が装甲をつきやぶり、砲弾の内部圧が
下がりきるまで、気流が車輛の内部構造を破壊し続ける。
一部の文献に<高温のガス状の気体>が焼きつくすとあるのを拝見しますが、主体はあくまで
”圧力”であります。
☆チョバム・アーマー
英国チョバム社が、モンロー効果を持つ砲弾に対抗すべく開発したとされる、装甲車輌用鋼材
ですが、スペックはいまだキギョー秘密となっております。
捕獲車輛などからチタン、セラミック、ダイヤモンド・・・などなどが使われているらしいことが
少しずつ明らかになりつつあります。
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脳天鬼「貴様の火力など<しらない殿>の半分にもならん。
      それにモンロー効果は拙者の複合織り布には無効にござる。
      ではこちらからいくぞ、
            <布瀑布砦>!!
救命丸「これは・・・ただの布切れではないか・・・こんなものは・・・刃が通らぬのか?!」
脳天鬼「拙者の術は布切れの術、刃物があればいつでもなんとかなるとお主は考えておったろう。
      その思い上がった考えで戦いに臨んだ時点でお主の負けは決まったのよ。
            布の術も20年もたてば進歩すると先ほど申したのはそういう意味よ。
            布と布との間に、漆喰を入れたもの、鉄線を入れたもの、鉄板を入れたもの。
      もっと種類があるがの。
            それぞれ<しらない殿の火術>を防いだ布、お主の最後の術を防いだもの、
      今のお主の体をかこってているものの布の正体ぢゃ。

      戦いは、その場においても直前まで、小細工なりして悪あがきだと言われようが
             努力を惜しまなかった者が勝つに決まっているではないか。
      拙者は影丸様と雪風の最終決戦<七つの影法師>からそれを学んだのだ。
      それでは、お主の最後だ。言い残すことはないか?」
救命丸「うう、火矢か?」
脳天鬼「そうだ。お主は拙者のことを火術には対応できぬ者と考えていたらしいがの。それも誤算よの。」
救命丸「ならば、グ・・・www・・・」
脳天鬼「む、自ら舌を。見事・・・。救命丸。拙者お主の最後の術存じておるぞ、舌を噛み切ったと
     見せかけ、敵がお主の死を確認しようと近づいてきたとき自爆し、相手を道連れにすると
     いうのをな。
     悪く思うな、これで最後だ、火矢は使わせてもらうぞ。」

(ぴ)
爆発音・・

脳天鬼「おー、このそばに行っとったら、ワシも吹っ飛んでったわい。
     飛騨組は、最期に相手を道連れにする術者が多いの。
     皆に伝えておいた方がいいかもしれんの。
     やれ、モー次がお出ましか。さすがにちょっとな・・・」

   8.かげろう VS  源太郎縄術

大五郎「しまった、おそかった。
     機甲の予想通り、救命丸倒されたか・・・・・・・」
脳天鬼「お主は確か・・・
   ♪むーかしのとーもーはぁー、いーまーもーとーもー、
    俺とおまえと大五郎~(御存じAビールの焼酎のCMそんぐ)
    の大五郎とか申したな?」
大五郎「いや<大五郎だけ>は合ってはいるが・・・」
脳天鬼「早速参ろうぞ(短期決戦か、逃げるかしなければ体力が持たぬ)。」

源太郎「待て。あいつは私が御相手つかまろう。」
脳天鬼「源太郎様、かたじけない。実は心身とも限界でござった。」
源太郎「ほー、珍しく素直だな、余程お疲れと見える。ま、任せておけ。」
大五郎「村雨兄弟のお一人とみた。相手に不足はない。
      拙者簡単に倒れんぞ。
     <かげろうの術>。」
脳天鬼「これは、分身の術でござるか?」
源太郎「そーだな、<分身+目眩まし>ってところか。
     そんな時はこれを使う。毒針が付いた投げ縄よ。
     毒は相手の動きを止める程度のしびれ薬を塗っておく、いけどりにして隠れ家を聞く。」
脳天鬼「ははー。拙者も見せていて下され。」
源太郎「いや、先程、限界だったとかユーとった。私は聞き逃さなかったぞ。
     ただちに屋敷に戻って休まれよ。それから、飛行僧というのがいるので来るよう
      言いつけてくれ。
      距離はここから三里ほどじゃ。」
脳天鬼「源太郎様!手裏剣がきます!!」
源太郎「幻じゃ!」
脳天鬼「なぜお分かりになったのです?」
源太郎「お、次のは本物、伏せろ!!」
脳天鬼「ほんとだ!?」
源太郎「本物には地面に影が出るでの。
      したが、影丸が闘った<銀之丞、影丸旅日記・葉山藩雇用の忍の影分身>とやらの
      分身から繰り出された手裏剣には影があって苦労したといっておった。
               お、鈎針縄にひっかかった。奴の衣服だ。薬が廻るまで少し待つか・・・。」

(ぴぽ、ぴぽ)
30分・・・ぢゃない・・・四半刻ほど経過・・・

源太郎「さあて、そろそろ追いかけるとするか・・・」
脳天鬼「拙者もっと拝見していたいのでございますが、残念ながらこの辺で失礼を・・・」
源太郎「お、気をつけてな・・・」

  
 9.
  巴戦 (1)

大五郎「何か途中で枝にでも引っ掛かったと思っていたが、相手の薬を塗った網目でも
            通って しまったか・・・
              ・・・息がつまるようだ、やたら、汗が出るし、吐き気もする・・・とりあえずこの傷口、
              切り裂いて血を出すか?」

 (※)闇一族編、源太郎VSかげろうの対決のパクリだな!と思った方!!そのとーりです!!

源太郎「なかなかみつからん・・・そーいえば、今度の飛騨組、全員が多少なりとも
           <隠形の術>を
使うのであったな?これは我々兄弟の<ナナフシ、闇一族の巻き>
            によく似ている・・・・・・ということは・・・」

飛行僧「源太郎様。飛行僧参上しました。」
源太郎「イー所に来た、相手に毒針が刺さって効いてきたところのようだ。
      ほれ、分身像が乱れてきておるだろー。
      だいぶ奴をおいつめたが、居場所を当てる決め手がないのだ。」
飛行僧「はぁ?」
源太郎「闇一族から教えてもらった、こいつを使う。」
飛行僧「なんでござるか?」
源太郎「シデムシ(埋葬虫、死出虫とも・・・)といってな、成虫は好んで動物の死体の匂い、
               腐敗臭に集まる。
       茂みに隠れていた手負いの数馬兄貴はこれで探し出されて、とどめをさされた。
               それっ!!」
大五郎「なんだこの虫たちは?
      ・・・シデムシ・・・・
      ん、なんだか、からだがもそもそする、・・・それにまだ何かいるぞ!?無数の大クモが・・・!!
      なぜだ?
      この手のひらほどの大蜘蛛は?一体どこから来たというのだ??
      トニカク、居場所が探し当てられたということか?
      もはやこれまでか・・・」
??「ふふふ、<伊賀忍法・蜘蛛渡りの術>よ。」
大五郎「されば、お主、残った最後の左近丸とやらの縁者か?」
??「いかにも。」
大五郎書き手のペテン性を考えると、おーかた<うこんまる>だの<左近角>だの、その辺の
      名前であろうて。」

寒天斎「ターッ!!!」

大五郎「大クモがきえた?・・・」
寒天斎「つまらん催眠術にかかりおって。ま、その前に、なにか身体に毒物が廻っていたようで、
      同情の余地がないわけでもないがの。
      それから、シデムシを飛ばした二人の伊賀者。
      木立からいでよ!!」

源太郎「さすが、寒天斎殿、すべてお見通しのようですな。」
寒天斎「お主たちは、確か、村雨源太郎に、彦三の息子・・・
      では、クモの術とシデムシを飛ばしたのは、お主たち各々が違った目的で
     使った技で大五郎を追い詰めていたということか・・・

     飛騨忍群、いよいよ正念場のようじゃの・・・」

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公儀隠密伊賀組  <メンバー表>   飛騨忍群
                ● 陣頭指揮者(●:臨時)
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 (●)  (6代目、服部半蔵)          ●首領  寒天斎
 ●小頭 影丸                      大五郎
      日輪 天真             X 救命丸(くめまる)
      脳天鬼                 独眼房機甲
      十六夜幻之丞            *****************
      後鬼                 ▲首領相当 半月斎
      村雨源太郎            副頭領 しらない・しらないぜ
      飛行僧                               刑部補
      左近丸縁者                 靄丸
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                         ▲前回までに落命している忍
                          X 今回の戦いで命を落とした忍

影丸のいない日・・・・6/8+あるふぁ   了