「秋」は「龝・秌」でありました。  | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

「秋」は元々、上の字からさかのぼると、
偏:「のぎ」+「その下に」火
つくり:亀の旧字体
というヤタラ難しい字体になってしまいます。

なぜ「かめ」が入って来るかというと・・・
そう!!あなたはなかなか鋭い!!!そのとーりです!!!!
                       (まだ皆さんから何も伺っていませんが?)

えー、古代では、亀の甲羅を火に近づけ、ひびの入り方など見て、その年度の農作物の出来栄え、収量など占ったとか言うお話は、皆さんどこかでおききになったことがあるでしょう。

この「秋の字」の出発点もそんな発想から生まれたようです。

丁度、上代も、現代と同様、秋頃、農産物を収穫していました。
そこで、先ほど申し上げたように、火で甲羅にどんなヒビが入ったか、割れ方をしたかで、占うひとつの根拠?としていたようです。

◎ーーーあのさー、こーゆー事って春先に神様にお願いしておいた方がごーり的じゃないの?
◆***あのね、これはね、そーいった春先のお願いの他に、収穫期までの間、見守っていてくれてありがとうございましたってお礼するのよ。だって、春先だけの、お願いだと、台風とかきたらこまるでしょ、後からもありがとーしないと・・・

最後に収穫の儀式がおこなわれる時期を、農産物の象徴である<禾>をつけて季節をあらわしたかったようです。

漢字というのはご存知のように、分類するときに、「偏」で「何に関する字でるか」大体分かる仕掛けになっていますが、
「あき」という字も、始めは「占い」の要素が強かったため「火または火+亀が偏」で「秌、龝(本来は偏とツクリが逆」という字になっていましたが、後世「実りの秋」といわれるようになり、「収穫=禾」がメインに、人々の生活に入り込んで来ていることを表している「字」に明らかに変わってきました。

漢字って、何でもありで、ずるいなーって時々思いますが、中国人て頭いいんですよね、きっと。