凱風快晴ー赤その(1) | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

「赤」というと皆さんはどんなことを、思い浮かべ、あるいは連想なさいますか?


赤ちゃん?ポスト?消防車?家計簿?(どおーして、ソヤッテお前は一言多いんだべ!!)


まず、今回は、世界遺産にめでたく登録されました、葛飾北斎さんからの「通称・赤富士」のお話をちょこっと・・・といっても人の受け売りですから・・・


「赤富士」の正式タイトルは、小文のタイトルでもあります、「凱風快晴」であります。


「凱」は「偏」は戦いに勝ち、祭りを開く、「ツクリ」はその際の机だそうです。

「凱旋門」といった言葉・建造物がありますので、なるほどこの漢字の成り立ちにうなづけますが、では「凱風」となると?


このほかにも「凱」には「やわらかい南風」あるいは「そのやわらかさを楽しむ」といった意味があります。


絵に戻りましょー。


「あかふじ」は、主に晩夏から初秋にかけて、早朝に富士山が朝日に染まって起こる現象で、青い富士山が朱色に染まることが語源とされます(どーか「まんまぢゃんか」といったご批判だけはご容赦ください)。


古くから絵の題材としても知られ、葛飾北斎さん以外にも多数の画家さんの作品があるようです。

一般に縁起の良い事として知られ、夏の季語にもなっておりますが、旧暦・夏は、太陽暦の晩夏から初秋にかけて(前出)ですので、北斎さんはやわらかい南風を愛で、しかも秋晴れに近い、透徹した、どこまでも高い高い青空の中に身をおく、運よく目にした「赤富士」を描いたのでしょう。


雲量から行きますと、画面の20%をこえていますので、「快晴」とは言いがたいものがあり、それがやや残念・・・(だから、どーして、そこで、ぶちこわすってヨ)・・・


お時間が来たようです。

では、次回、山村・・・ではなくてですね、いつかまた赤い話の続きをしましょー。