<節電:「ふしでん」と読んでください!!>ノススメ | 余生庵 カラスの晴耕雨・読ぶろく…クンセイが肴

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残り少ない余生をテキトーにいきていくブログ
◇監修 左上野 老鶴 ◇GM 経田野 横鋤 ◇照明 当代元 蔵志
☆余生を送っている人間が書いている記事ですので、恐縮ですが
 「記事更新頑張りましょう」といったコメントにはお返事できま
  せん。

今冬、電力不足が懸念されました、特に北海道を含めた各地域の「節電・せつでん・達成率」は震災直後のときより芳しくなかったようですね。

それがたたって、というわけではないのでしょうけれど、北海道電力は近々電気代が10%値上がりします。


中には

「普段我慢して、電気を節約してきたのに、その直後に値上げか!」

と怒ったり、ため息をついたりしてる方も少なからずおいでになったでしょう。


私がそういった、「オレは節電に関しては頑張ってきたぞ!」とお考えの、あるいは実践なさってきた方々に申し上げられる立場にはありませんが、


モット、きりつめられた場面はありませんでしたか?

具体的に書きますと紙面が足りなくなりますので、ご容赦いただくとして・・・


普段は極限の倹約に挑戦するかのごとく電気は使わない、。その代わり、必要な時には、必要なだけ沢山使う。必要な時まで、電気を節約して使っておりましたら、十分な仕事ができなかったり、暗い工事現場でけがの元なんてことにもなりかねません。


いつでも節約なんてつまらないと思いませんか。

ふだんはけちけち使って、「節目節目」には多めに納得いくまで使う「節電・ふしでん」がいいと思います。


「ふしでん」の日は月に何度もありませんでしょ?


戦争理論にだってありますよ(☆)!「戦力の逐次投入は不可」と。つまり、小さい戦力を、現場にチビチビとつぎ込むと損耗するだけで、負けてばかりいるよ、もったいないよ、相手をやっつけようとするなら始めから大兵力+十分な装備で対抗しなさい、というような意味です。


☆ランチェスターの第二法則


  A軍・B軍が戦争しているとします。

  双方の戦闘力を二乗した上で戦闘力が優勢な方が勝ちます。

残った兵隊さんの数はAtかBtの平方根の値です

A_0^2-A_t^2=E(B_0^2-B_t^2)
(軍の戦闘力)=(武器性能)×(兵員数)の2乗

Ao,Bo:戦闘開始時の両軍の兵員数。

    At,Bt:時間t後の両軍の兵員数  です。

    E:両軍の装備の優劣、ここでは話を簡単にするため装備を互角、E=1とします。


    あり得ない話ですが、極端な例を挙げますと、

    A,B軍5ずつ勢力をもっていたとします。

    ここでA軍は全力で戦争を行い、B軍は「1」兵力ずつ戦場に兵隊さんを送り出したとします。

    ①回目の戦い:5x5-1x1のルート=4.899→B軍は全滅しますがA軍は4.899のこります。

    計算上はこれを5回続けるとB軍は全滅、A軍は88-90%のこります。


   上の状況を、 

   一般家庭に置き換えますと、Aさん、Bさん、同じだけ家事の予定があってこれ

   から、Aさん宅では節電なし、Bさん宅では、政府の指示、80%節電した場合(1/5勢力

   電気を使った場合:あり得ませんが)、


※「Aさん」のお宅では5日間で、家事の達成率は88-90%(残った兵隊さんが仕事をしてくれると

    考えます)。

   一方、「Bさん」のお宅では何も仕事ができないうち(兵隊さんは全滅してしまいました)に

   電気代だけ、はらわされるということになりかねないということをしめしております。


   上の話はあんまりひどい与太話ですので、今冬の北海道電力の節電の「お願い」とやらを

   列挙して考えてみたいと思います。

   一回目:昨年12/20-12/28.→1日5時間のせつでん

   二回目:本年1/7-3/1.→同13時間

   三回目:本年3/4-3/8.→同8時間    目安は7%以上の節電依頼でした。


  一回一回検討すると大変面倒です。


  まずは、二回目の期間が長く要求も厳しかったので、この13時間7%節電しているお宅と

  していないお宅でどれだけ作業効率が違ってくるか、まず「一日分」を計算してみましょう。

   先の話から7%節電=93%勢力となります。これが「きわめてまじめに13時間連続達成されて

  いるご家庭」があったとしましょう。


  するとその日の仕事効率は


     24時間のうち、11時間が100%、13時間が93%ですので

        (100x11+93x13)÷24=96.2%ととなり、4%仕事の積み残しができました。

     さて、この4%、あなたなら翌日も節電となると緊急性がなければ手をつけませんね?

     

     では、2日目は残りの96%に対して13時間の節電を仕事をしますと

               96x96.2=92.2%となり仕事達成率は92%となります。


    とにかく、毎日の仕事は96%しか処理できませんので(実は後半になれば、仕事の

    範囲が狭くなり反対に効率が上がるかもしれません)

    

   では3日目は92.2x96.2=88.7%

   ・・・・10日目には67.6%になりました。で、14日目には49.4%となり・・・

    このペースですと、28-29日目には、このお宅は、ごみ屋敷になるやもしれないという

    ことです。

   

    最終的に、1/7→3/1(54日間)もつづきますので、これは、一般家庭ならずとも、法人、

    特に(終日操業の)工場にとっては大事件でありましょう。


   一般家庭は節電の時間帯を、睡眠時間帯に設定するなど、逃げがある程度可能でしょうけれど、

   (ここで主婦の手抜きの手腕の見せ所です!!)工場はこの時間的縛りをどうしのいだの

   でしょうか?

   また、医療機器が多数装備の救急病院の自家発電装置は?13時間もたえたのでしょーか?

   そのようなところは、時間的優遇措置が取られたのでしょうか?人命にかかわることですから。

   

   実際は各戸、毎日同じ調子でせつでんを行っていたわけではありませんでしょーから、上にお示し

   したようなことは、現実には起こっていないと思います。でも、計算上はいかにきびしい要求で

   あったかといまさらながら思い知らされます。


   ですから、企業、病院、家庭に限らず、普段はけちけちしていても、勝負所、節目節目ではフンダンに

   電気を使いましょーよ。肝心かなめなところで、電気をケチっていたら、上の計算でお見せしたように   

   却って後悔するとおもいませんか?


   これからは「ふしでん」でいきませんか?