毎年3月に、祖父からの電話があったものです。


「庭のシャンデリアが見頃だから、おいで」

小鳥がさえずるように
シャンデリアとは、祖父が白木蓮につけたあだ名。


ね、本当にシャンデリアみたいでしょう(〃∇〃)


花の中で、私が一番鮮やかな白だと思う白い花。


昼間もきれいですが、月明かりを浴びたる白木蓮は、まさにシャンデリアのようにぽうっと夜空に白く浮かび上がって格別の美しさ。


想い出深い花です。


日本画を趣味にしていた祖父も、この白を表すことに大層喜びを感じていて、色紙に何度も写生をしていました。


金色を帯びた色紙に浮かぶ白木蓮の画も、白が鮮明で好きでした。


私のマンションの庭にも、白木蓮の大木があるのは本当にうれしい。


今でも、わざわざ夜桜ならぬ夜の白木蓮を眺めに夜の庭に行ったり。


そういえば、開ききった白木蓮は、ルイス・ポールセンのランプに似ているような気もしますね。



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