-コーチングの導入・実践についてアドバイスをお願いしたい-
1)勤務が不規則なので、
ひとりひとりと話しをする時間がなかなか取れない。
2)管理者全員がコーチングを十分理解しているわけではないので、
部下への対応がバラバラである。
3)自分自身の質問のスキルが未熟なので、
質問が続かない。
4)部下の中にはなかなか心を開いてくれないような者もおり、
何とかしなくてはいけないと焦ることがある。
5)部下の要望をどの程度まで受け入れるべきか、
迷うことがある。
6)コーチングしようとして、
以前より部下に気を使いながら話しをするようになり、
逆に本音で話せなくなった気がする。
7)今までが指示命令一本槍の職場風土だったので、
コーチングスタイルを新鮮に感じている部下もいるので、
徐々にではあるが浸透させていきたい。
なるほど、沢山の質問を有り難うございます。
中身が濃い質問ばかりですので、
ひとつずつお答してまいりましょう。
1)勤務が不規則なので、ひとりひとりと話しをする時間がなかなか取れない。
この問題は、多くの管理者や管理職、
ある程度上の役職者の方に多い悩みでもあります。
これは、コーチング云々という
以前の話しですね。
コーチングの研修等を受けて、
「コーチングの手法を部下とのコミュニケーションの中で
活用していこう」
という方には、
コーチングをすることに意欲的に取り組もうとされる方や
既に実践されている方もいます。
それは、
とても素晴らしいことです。
ただ、
職場全員が、
いつもいつも同じように顔を合わせて同じフロアで
仕事をする時間が勤務時間内にある程度確保できるような職場や
業務体系なら良いのですが、
この質問者の方のように、
各自の勤務時間の違い、あるいは、
外回りをする人や現場に出て主に作業をしたり仕事をしている
部下が何人もいるような場合には、
なかなか時間が取れないのも否めませんね。
ただ、
「上司や部下にコーチングをしなければ」
という責任感や過度の使命感みたいなものを
感じる事は無いと思います。
そもそも、
なぜコーチングが21世紀初頭から
使われ続けてきているのかというと、
昨今では、
コミュニケーションを取ること自体が減ってきたり、
人によってはヘタになっているケースが非常に多く、
経済や社会情勢のめまぐるしい変化と
その速さに対応出来ていない人や企業が増えて来ているのが
要因とも言えます。
なので、
朝のあいさつひとつとっても、
できていなかったり、やらない社員や上司も
増えているのです。
コミュニケーション不足やコミュニケーション下手は
年齢に関係なく増加の一途を辿っていると
思われます。
また、
社会が複雑になってきているので、
今までのやり方ではついていけずに苦しんでいる人も
年代を問わずに増えています。
その点では、
まず、
コミュニケーションを取ること、なんでも構わないから、
とにかくコミュニケーションの機会をつくることです。
わずかな時間や5分の休憩時間であっても、
言葉を交わす、相手の顔を見てみる、
そんな機会を増やすことです。
人は、何かしらのサインを出し続けていますので、
それを上司や管理職がキャッチできれば、
それこそがコーチングの第一歩と言えるのです。
コーチングというと、何も、
椅子を並べて二人でニコニコ良い状態を作りだして、
まずは「最近どう?」なんて形式張ったことにこだわる必要など
まったくないのです。
たしかに、研修なのでは、
こういった形式や特別なシチュエーションを作りだしていますが、
あくまでも、理想の形であって、
形よりも部下との接点を増やし、部下に目を向けて、
部下のサインに耳を目を向けることが重要なのです。
たとえば、
定時連絡の電話を設けてみるとか、
こちらから電話をしてみるなども良いでしょう。
私の知り合いの社長さんは、
派遣会社という形態なので、
社員に時々電話をかけて声を直接聞いています。
そして、
ひとりひとりの話題をシッカリメモしておいたり覚えているので、
「例のことは、どうだ?大丈夫か?
オレで何か出来ることがあったら言ってくれ」
とこまめに連絡を自ら取っています。
声の調子から、
「なんだか声に元気がないなぁ、どうした?」
などと切り出すことも多いんです。
こうしたことをしていれば、
自ずとコミュニケーションの回数も質も高まってきます。
さて、長くなってきたので、この続きは明日に。
しばらくは、
この質問者への回答などを行なっていきます。
リーダーであるあなたを応援しています!
----------------------- 今日の質問 -----------------------
『それ、機械中心の発想になっていませんか?』
ついつい、機械的な発想や流れで部下や相手を見たり
扱ったりすることが増えて来ています。
あなたもそういうことがないように、気をつけましょう。
--------------------- 今日のほめ言葉 ---------------------
あなた(君)だけだよ、○○は。
味のある言葉を使いますね!
最後までお読み頂きありがとうございました。