脳科学からみた思春期~part2~ | 8年間の不登校を解決し学んだ 親子でたくましく成長し 不登校を乗り越える心理セラピー

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子どもの不登校をきっかけにアドラー心理学と潜在意識と出会い
自分を受け入れる大事さを知りました。
自分を愛しく思えるようになり穏やかでやさしい人生を送れるお手伝いをします。

 

こんにちは、岡田孝子です。

 

今日も暑いですね。

 

 

さて、前回の「脳科学からみた思春期」の続きです。

 

http://hama-sush-jp.pro/tarappyhappy/entry-12285984539.html)←前回の記事

 

番組内では、スマホが脳に与える影響についても

ちらっと触れていました。

 

 

でも、脳にどれくらい影響するかについては

まだ研究段階で何とも言えないとのこと。

 

 

前回の記事の中で、思春期の子どもたちは

ネガティブな感情にとても敏感だと書きました。

 

 

性ホルモンのせいで

他人のちょっとした表情や言葉から怒りを感じてしまう。

 

 

そこから感情爆発を起こすことがある。

 

実は、この感情や衝動を抑制する前頭前野は

思春期の子どもたちは、あまり使っていないのです。

 

 

だからちょっとしたことで怒りが出やすく

SNSのやりとりの中でも感情的な言葉が出やすい。

 

 

顔を見て話せば、悲しい顔をしながら

「嬉しい」という言葉を聞いても

本当は、悲しいんだとか辛いんだとかわかります。

 

 

でも、文字だけだと伝わりません。

 

 

文字だけのやり取りだと

「えー!」という言葉であっても捉え方が違います。

 

私が驚いた気持ちで送ったのに

もしかしたら相手は、「あれ?もしかして怒った?」

と受け取るかもしれません。

 

 

この時代、SNSでの会話が当たり前になっています。
前頭前野の抑制を使っていない子どもたちには

 

顔が見えるのと見えないのでは違うということを

話し合うことが必要です。

 

ちなみに私と長女の間では、この言葉のニュアンスの受取方の違いでケンカになることがよくあります。

 

次男は、そういう気持ちの行き違いがあるから

ネットで人と繋がるのは、嫌だと言っています。

(でも、次男は人見知りで話すのが得意ではないんですよ)

 

 

 

<では、このややこしい思春期という時期は

なぜあるのでしょうか?>

 

性ホルモンが脳に運ばれると扁桃体が刺激され、感情ホルモンが

増幅します。

そうすると感情爆発がおきます。

 

この感情を司る扁桃体の近くには、記憶を司る海馬があります。

実は、感情爆発が起きると海馬も刺激されるのです。

 

 

海馬が刺激されることで、記憶力が増幅し学ぶ能力が高まるのです。

 

そう!

感情爆発は、なんと学習能力を高める起爆剤となっていたのです。

 

 

これをマサイ族の生き方で番組では紹介していました。

 

マサイ族の思春期にあたる年齢の子どもたちは

親元から車で1時間もかかるところで仲間と一緒に生活をします。(もちろん、彼らは車は使っていませんよ)

 

年齢層は、12才〜22才。

 

彼らは、親から牛などを借り自分たちだけで生活をしています。

なんと700頭もいる牛の名前を全て覚えているのです。

 

その牛を他の動物から守り、狩りをして生活します。

大自然の中で生きていくには、たくさんの危険にも対処していかなければいけません。

 

そう、リスクを恐れず立ち向かっていく勇気

チャレンジ精神が生き抜いて行くためには必要なのです。

 

 

時に、若者は、リスクを犯してまでも行動をとってしまうことがあります。

 

脳には、側坐核という快感の中枢があります。

この側坐核は、リスク行動に対して激しく反応します。

 

そのため、危険で無謀なことをするのです。

 

だからマサイ族の青年たちは、危険で無謀なことであっても仲間を守るために勇気をもって戦います。

ここに側坐核の快感が必要なのです。

 

<思春期の脳の戦略>

脳は、後ろから前に成長していきます。

16才ころから全体的に成熟しはじめます。

 

 

しかーし、感情や衝動を抑制する前頭前野は

なんと、20才になっても成熟しないのです。

 

 

実は、

このしくみが、人類を進化させていったのです。

 

性ホルモンによって、刺激を受けるのは

脳の中心です。

 

扁桃体、海馬、側坐核

 

そして、これらを抑制する前頭前野は脳の前の方にあります。

 

 

この前頭前野が成熟するのは、25才過ぎ。

 

 

脳は、あえて長いあいだ最後までブレーキを効かせないのです。

 

 

それは、なぜか?

 

 

性ホルモンによって刺激されることによって

学習能力とチャレンジ精神があがるからなのです。

 

 

それは、人間の進化には欠かせないことだからです。

 

あのマサイ族の生き方を見てもわかりますよね。

いつまでも尻込みしていては、生きてはいけないのです。

 

 

人類の始まりであるネアンデルタール人は、思春期がありませんでした。

 

でも、ホモ・サピエンスには

思春期がありました。

それが、繁栄した理由の1つでもあるのです。

 

 

反抗期があったほうがいいのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

反抗は、大から小まであると私は思っています。
外に出る子

内側に出る子

その違いもあると思います。

 

 

しかし、反抗することで外に出すことで

人間力や挫折に強い免疫力が育っていくのだと思います。

 

 

私は、どちらかというと小さい反抗で内側に出す方でした。

日記を書くことで外に出していました。

 

 

外に出す、親にぶつけてくるような感情爆発は、親が嫌いだから

やっているのではなく、自立するためにやっているのです。

 

 

 

思春期=反抗期

これは、成長ホルモンによるもの。

 

 

そして、大きく考えると人類が、これから先も繁栄していくためには必要なことなのです。

 

 

思春期の子どもたちは、自分でもどうしたらいいのか
わからない感情と向き合って、大人になるための準備をしているんですよね。

 

どうですか?

 

私たち

前頭前野が働き、色々な言い訳を見つけてきて

チャレンジしなくなってはいないですか?

 

子どもに言う前に、まずは親である

自分がチャレンジしていく姿を見せていきたいですね。