おはようございます。ニコニコ




続きです。





私は一旦帰宅して、

すぐに葬儀社の安置施設へ向かいました。





小さな部屋に、ぽつんと置かれたおばあちゃんの棺。






ここからおばあちゃんを送り出すんだ…。





「お葬式には私の好きなお花を飾ってほしい」

「紫陽花色の着物を着せてほしい」





そんな、おばあちゃんの小さな願いすら叶えてあげられなかったことが、悔しくて、情けなくて。





ごめんね。と思いました。





しばらくすると家族が集まりました。





あの人も来ました。





そして、あの人だけが


「空気が悪い」

「スタッフまだなの?」

「この時間いる?すぐ火葬でいいのにね」


そんな言葉を繰り返していました。





私の怒りはもう限界でした。





でも、おばあちゃんのために我慢しました。





きっと、そこにいた父と弟も同じ気持ちだったと思います。





しばらくすると、施設の方がお焼香と紙で作った鶴とお花を持ってきてくださいました。





私たちはそれを棺の中に入れて、

それぞれがおばあちゃんに持たせてあげたいものも一緒に入れました。





私「紫陽花色のハンカチ持ってきたよ。

おばあちゃんの好きな色だよね。

お手紙も下に入れておくから、天国で読んでね。ありがとう。」





そう、おばあちゃんに話しかけました。





すると突然、





「紫陽花色のハンカチ?

着物で懲りずにこんなの持ってきて!出しなさい!こんなもの入れないで!」





あの人が、私に怒鳴りました。