おはようございます。ニコニコ




続きです。





「小さいのもやりません!」





父「何言ってるんだ。家族だけだよ。」





「やだやだやだ。」





父「あなたには迷惑かけないよ。家族以外、誰も来ないんだし。」





「やらないって言ってるでしょ?」





看護師さんが困ったように、


「ご家族だけで話し合いが必要ですか?」


と声をかけてくれました。





父「すみません。」





看「大丈夫ですよ。決まりましたら、入り口のボタンを押してください。」





そして、家族だけが残りました。





久しぶりの4人でした。





ものすごく居心地が悪かったけれど、

おばあちゃんのことだから。





私も話し合いに参加しました。





父「何でやりたくないんだ?」





「めんどくさいから。」





父「それなら来なくていいよ。子供たちと見送るから。」





「だめ!」





父「何でだ?迷惑かけないだろ?」





そのやり取りを聞いていて、

私は、止めている理由が分かった気がしました。





私「おばあちゃんのためにお金使いたくないんでしょ?おばあちゃんのお金なんだから関係ないのに。」





「生意気な。他人は黙ってなさい!」





そう言って私の腕を掴んできました。





弟がすぐに振り払ってくれました。





弟「お母さん、やめろよ。最後くらいおばあちゃんに優しくできないの?散々冷たくしてきたんだから、それくらいしてあげればいいじゃん。」





「りく〜、あなたまで冷たくしないで?」





弟「気持ち悪いから、それやめてくれない?もう、お父さんが決めなよ。自分の親なんだから!」





父は少し黙ってから、


「見送ってあげたいよ……」


と言いました。





「ダメ!許さないからね!」





父「……分かった、分かった。お葬式はしません。」





その言葉を聞いた瞬間、

心の底からがっかりしました。





どうして。





父は、自分のお母さんの最後のことまで、

自分で決められないんだろう。





私「お金は私が出します。それならいいでしょ?」





「だーめ!お前がお葬式やりたいの知ってるから、絶対にさせてあげない!」





父「もうやめてくれ。お葬式はしない。亡くなってるから、どうせ分からないよ。」





…なんでそんなこと言えるの。





亡くなってすぐで、

おばあちゃんはまだそこにいるのに…













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