友達が亡くなった。
友人のひとりから、今朝、メールが届いた。
「きのう、みゆきちゃんのお父様から葉書がきました。去年の7月24日にみゆきちゃん、
亡くなったそうです。詳しくはわからないけど、たぶん、癌だったみたいです。とりあえ
ず、連絡します」
なに?
目を疑った。
どうして?
去年の7月24日??スケジュールノート、めくってみたら、
たんちゃんはちょうど、日本にいた。
わけあって、みゆきちゃんには帰国を連絡しないでいた。
彼女に連絡しなかったこと、
自分を蹴っ飛ばしたい!ぼこぼこに殴りたい。
泣いたって、もう、彼女には会えない。。。
鼻の臆がツーンとします。めまいがする。。心臓の音が聞こえる。
そもそものみゆきちゃんとの出会いは、日本の英会話学校。たんちゃんと6人女性(1名を除く、独身)がその学校で同じグラマーのクラスをとり、みんな仲良くなった。
みゆきちゃんはそのうちの一人だった。
性格もセンスも仕事も年齢もばらばらなのに、なんでか、気があったので、お茶をいっしょにするようになり、みんな大阪で勤めてて、仕事の後はご飯たべにいったり、映画にいったり、ショッピングにいったり、もちろん、英語の勉強もした。
バリ島旅行にもみんなで一緒に行った仲。
たんちゃんがNYへ留学するのに旅立つ前、一緒にみんなで、高山へも旅行した。
最後の「たんちゃんを追い出す会」では大泣きしてくれた友人達。
98年に日本に日本に一時帰国したとき、彼女は恋をしていると、告白し
てきた。
「へえ、どんな人?」
「とってもいいひとやよ。面白いし、包容力もあって。かわいさもなんだかあって、
でもね、あのね、実は、妻子ありの人やねん。」
「.......。」
「そっか~。」
そのあと、2000年にみゆきちゃん、NYにあそびに来た。
グランドセントラルで抱き合って再会を喜び合い、近況報告もおたがいした。
彼とはどうなの?ってきいたら、
「うん、いろいろあってんけど、やっぱり、離れられへん。すごい、ヒロくん(相手)のこと好きやから。。こないだは温泉にヒロくんといって来たよ。って、写真をみせて、ち
ょっとうれしそうだった。
「そか。」
たんちゃんは一度だけ、まちがって、妻子のあるひとを好きになりかけた。
思い切って、言ってみた。
「みゆきちゃん、会ってるときは幸せって思うけど、会ってないときに幸せって思え
ない恋ってさー、やっぱり、みゆきちゃんを幸せにはしないと思う。」
っていったら、アメをとりあげられた子どものように、突然、えんえん泣いた。彼女。
その後、M子(グループのうちの親分肌)から聞いた。。。
ふたり目ができた。相手の奥さんに..
M子:「その男、どついたる!結局、みゆきちゃん、遊ばれてるやんか、なんで、いったい、別れられへんの!ってゆうてしもた。」
どうも、みんなに、みゆきちゃん、相談しているが、なかなか別れようとはしないらしい。
M子:「もう、あほらし。みゆきちゃんかって大人やからな、もう、ゆうてもしかたない。相談にのってほしいってゆうから、アドバイスしたら、なんやの。同じ経験していないみんなには私の気持ちはわからん。。やと。もう、しらん!」
この頃からみゆきちゃんは他の5人とはだんだんと疎遠になっていたらしい。
2004年3月、たんちゃんが日本に行ったとき、この6人組、ちょっとした料亭をとっといてくれた。
ひさしぶりに会ったみゆきちゃんにびっくり。とてもやせてて、
それになんだか、彼女、変わっていた。
こっそり聞くと、不倫は解消したとのこと。 ほっ。。
でも、自分は太いといって、もっとやせたい。やせたいと言って
た。
どう見てもスレンダーなみゆきちゃん、聞いたら、身長は163センチ、体重は47キロ。。
たんちゃん:「ええっ。みゆきちゃん、めちゃ、細いやん。160センチでたんちゃん、#キロもみゆきちゃんより重いでえ。」
M子:「みゆきちゃん、喧嘩うってんの!?もう。」
ほっぺが落ちそうな料理がつぎつぎと運ばれ、たんちゃんが、ここぞとばかりにガツガツ、むしゃむしゃ食べてる横で、みゆきちゃんは鳥のようにしか食べていなかったのに、
「いややわ。こんな脂っこい料理。気持ち悪くなる。。はきそう。」
「........。」
みゆきちゃんがトイレに立ったとき、
K子:「あれはないやんなあ。たんちゃんも帰ってきて、せっかくみんなで集まっているのに。。」
それでも、みんなでワイワイとその場は盛り上がり、みんなで、7人全員で一緒にプリクラも撮って、大の大人7人がうまくとれたとはしゃぎ、わかれを惜しんだ。
別れる時、みゆきちゃんが、
「たんちゃん、10月頃、ニューヨーク、行くかもしれん。もし行ったら、会おうな!」
「え、ほんま? もちろん!日にち、連絡してや!」
これが、彼女とたんちゃんの最後の会話となった。
その後、みゆきちゃんが連絡してこないなーとは思いながら、たぶん、気が変わったんやろう。と思っていたのと、
実はあの料亭の時こともあって、気持ちが少し疎遠してしまっていた。。。。
そして、去年、7月にまりちゃんと一緒に、日本へまた一時帰国。
M子に 帰国の日程を告げ、みんなで会おうということになった。
当日、みゆきちゃんはいなかった。
みんなと疎遠になっていたの知ってたし、たんちゃんも実は、ほっとした。この時。。。。
もし、このとき、電話の一本でもすれば、ご両親がなにか言ってくれたかも。
最後に一目、彼女に会えたかも。。。
みんなで、あのとき、撮ったプリクラが、目の前にある........。
みゆきちゃんも笑っている。
「幸福のお守り」ってかかれた、京都・鈴虫寺のお守り。。NYへ発つ前にみゆきちゃんが、くれたのもここに、いまある。
「これ、たんちゃんがNYで幸せになるようにな。京都行ったとき、買っといてん。」
涙がでてきた。
ごめんね。みゆきちゃん。ほんとうに、ごめん。