この記事 の続編です・・・。
少々落ち着きを見せてきた買主さん。
買主さんの要望を再度、売主さんに交渉!
何とかまとめたい!
しかし・・・
あぁ… _| ̄|○))
売主さんはそんな長い引き渡し期間の延長は認められないと同じお返事。
そりゃそうですよね・・・。
契約書で引渡しの期間を定め、それに基づき売主さんだって動いている。
居住中の中古住宅の売主さんであれば、当然ですが引越しをして、空家にして準備万端で決済に応じる。
更には買い換えだったりしたら、売主さんが受領する残代金を次の購入物件の決済資金に充当することだってあります。
その決済が翌日に予定されていたらそちらの決済も延ばさなければならない・・・。
そうなったら今度は次の購入物件に対しては逆に違約金を請求されてしまう。
直前で言われた売主さんも困ってしまいます・・・。
売主さんも買主さんの要求を全て拒否しているわけではない。
1/4程度は譲歩してくれている。
こうなってしまっては話が前に進まない・・・。
これ以上、交渉を進めても契約上の引渡し期限が到来してしまう。
公平な見方をしても今回は明らかに買主さんの都合による決済の延期。
それに対して売主さんはある程度の譲歩をしてくれているのです。
買主さんにTEL。
夜、会って話をすることにしました。
今までは一方的に怒鳴っていた態度から一転、かなり冷静な感じです。
自分が間違っていたことに気付いたのでしょうか・・・。
一生懸命交渉したが、力及ばず買主さんの要望は売主さんが呑んでくれない旨をお話。
このようにお話しました。
「今回、逆に売主さんが決済(引渡し)直前になって、勝手な事情で引渡しを大幅に延期してくれと言われたらご主人はどう思いますか?当然ですが、引渡し日が決まっていればそれに合わせて今のお住まい(賃貸住宅)の退去の手続きもしているでしょうし、引越しの手配だってしているはずです。それを直前に延期なんて言われたら怒りませんか?冗談じゃない!引渡しが伸びた分の家賃を負担しろとか思いませんか?そう思うはずです・・・。今回は申し訳ございませんが明らかにご主人に非があります。売主さんが金銭の要求もなく多少なりとも引渡し期間の延長を認めてくれているのですからご理解下さい。」
「でも色々な人に聞いたら・・・・・・・・・・・。弁護士さんも・・・・・・・・・。」
「人に聞いたら皆さんご主人は悪くないと言うと思います。ご主人は自分のことを良く話し、売主さんのことを悪く話しますから。弁護士さんだって仕事ですから依頼者の悪口は言わないでしょう・・・。人の意見よりもご自身はどうお考えなのですか?これでもまだ自分の要求を押し通したいと言うのであれば、こんな言葉は言いたくありませんが訴訟してください。どっちが良いか悪いかは裁判所が判断するしかありません。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ご主人、これだけはご理解下さい。私はご主人を困らせようとか、訴訟に発展させようとか思ってお話しているのではありません。根底には、せっかくのマイホームを気持ちの良いかたちで引渡しを迎えていただきたいと思って仕事をしています。ご主人のご要望は売主さんに一生懸命交渉させていただきました。それに対して売主さんが今回はある程度の譲歩をしていただいています。これ以上は難しいと思います。」
「間に挟まれているtaku2103さんが一番辛い立場なのは分かっています・・・。」
(売主さんからも同じお言葉をいただきました・・・苦笑)
「いえいえ・・・私はこれが仕事ですから。」
「私はついカッとなってしまう性格で何度も怒鳴ってしまって・・・でもそんな私の話をきちんと聞いてくれ、売主さんに何度も交渉してくれたtaku2103さんには感謝しています。分かりました・・・私も訴訟なんてする気はありません。何とか売主さんの要望の期間中に間に合うように頑張ってみます。」
・・・・・という訳で
プチ解決指数90%(笑)
多少まだ双方詰め寄る余地はあるのですが概ね解決しました(^o^)
キレずに淡々と粘り強く相手の話を聞きとおす・・・・・
要望はたとえ無理と分かっていてもとりあえずは実行してみる・・・
(初めから無理と言うのと、やってみたけど無理だったとではお客様の印象がかなり違う)
例え蹴られてもキレたらダメです(謎)
最後は、世間話をしながらご主人宅まで車で送ってあげました。
決済時は、笑顔で終わりたいですね(^o^)
↑話し合いで解決がつかなければ勝敗を決めるのは最終的には裁判所。
そう考えると怒って不愉快になるだけ無駄・・・?
と考えてしまう私です・・・。