土曜の夜に大阪に到着。
月曜の下校時に挨拶がてら顔を出し、火曜の朝から登校。
そして、その日は参観日だった。
課目は国語。
リオのクラスでは、最近皆が行った林間学校について作文を書くことになった。
ただ書くのではなく、先生が構成に関する指針を黒板に書き出した。
1.林間学校を通して何を学んだか?
2.それはどういうことか?
3.どういう活動を通してそれを学んだか?
4.将来の生活にそれをどう役立てるか?
「うーん」
僕は思わずうなった。
こんな風にしっかり書ければ、ワイワイ楽しい林間学校もいきなり「文部科学大臣賞」受賞作文へと昇華されるであろう。感心する反面、子供の身になって考えれば、「ああ、あの楽しかった林間学校も実は勉強のダシにすぎなかったのか」と、ちょっとだまされた気分である。
アメリカにもNature’s Classroomと名打った同じような小旅行が去年あった。リオにはそれについて書いたらと提案した。
「うん、じゃあ、書く」と返事をし、リオは筆を動かした。
「ぼくははしを作くりました」と書いてから、絵を描けとも言われていないのに作った橋を描きだした。何でも、数人のグループで大きな木のブロックを使い橋を造り、実際にその上を歩いたそうである。なかなか面白い経験だが、これを作文にまとめあげる日本語力はリオにはない。
「そうか、ほなその事を適当に書け」と彼にささやいて、教室を後にした。
今度はジーニィのクラスを覗いてみた。
こちらは教科書に沿って物語の読解をやっていた。
参観のあとにこのクラスの懇談会に参加した。
このクラス及び先生は、お母さん方から「うちの子供はこのクラスがとても気に入ってます」「このまま同じ先生、同じ友達と一緒に6年になって修学旅行に行きたいと言ってます」などど、圧倒的な支持を得ていた。
先生はとても優しそうでしかもしっかりとした感じの方だった。
体験入学の前に、教頭先生に、「ジーニィの先生は是非穏やかで優しい先生にしてください」とお願いした甲斐があった。もっとも教頭先生は、「こちらの都合がありますので、希望通りにはなりません」と釘をさしていたが。
昨日は初めての水泳があり、ジーニィとリオはあの「鬼軍曹の水泳教室」のお陰で、まったく問題なくみんなと泳げたそうだ。
さあ、二人とも、たくさん遊んで、たくさん勉強してくれよ。
Takaya
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