金曜にスクールカーニバルという催しものがあった。
6時から9時まで、とパンフに書いてあったので、我が家は7時に学校へ行った。
駐車場が満杯で、辺りをぐるぐる回らされたので時間がかかった。
校舎の正門前で普通の「父兄」がお手玉をしていた。
ほかに新体操のできそこないのような演技を誰かがしていた。
中に入るとまあまあの込み具合。
これはうちの子供が通う3学年の小学校だけでなく、幼児部から中学まですべての学校が参加しているとのこと。
ゲームや福引用のチケットを買う。
会場は体育館。小さい子がかなり多かった。
空気でふくらませた機関車の迷路。
しばらくしてジーニィがここにやってきた。
ツイスターをやる気らしい。
空気マットの上の色違いの印に、指定された手足を置いて行く。床に倒れたら負け。
「お父さ~ん、ジーニィ、頑張ってるよ~!」
髪を振り乱して奮闘する娘に、写真を撮って応援した。
しばらくリオを見ていないが、どこに行ったのか?
体育館の中を2度ほど丁寧に一周して見たが、リオの姿はどこにもなかった。
ふと外の廊下を見ると、結構な人だかりだ。
気になったので、行ってみた。
「ああ、リオ。何してんの?」
「これ、ラッフルだよ。どれが良いか考えてるの」
ラッフルとは福引きみたいなもの。入口で買ったラッフルチケットに名前を書いて、好きなバスケットの前にある袋にチケットを入れる。リオが狙っているバスケットは、「NYメッツ」という名前。メッツの試合のチケット、スポーツ用品店でのギフトカード(70ドル相当)、野球関係の品、などが入っていた。
NYジャイアンツのバスケットは100ドルのギフトカードが入っていて、随分リオは悩んだが、結局、メッツのバスケットにした。
ジーニィは女の子っぽいおもちゃが入っているバスケットを狙っていた。
彼女が首から下げているメダルは、先ほどのツイスターで勝ったメダルだそうな。
場内は始終音楽がガンガンと鳴り響き、1時間もいると頭が割れそうになった。ラッフルの当選者の発表はいつもパーティーの最後にある。とてもそれまで持ちそうもないので、僕はベッツィーに後をまかせて家に帰った。
静かな家に戻って、床に寝ころぶと、何とも良い気持ち。
ああ、やっぱり我が家が一番。
子供達が帰って来るまでの2時間、僕は静寂を楽しんだ。
Takaya
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