今日、ジーニィが「ねぇ、お父さん、ジョイのおもちゃ買いたい」と言いだした。
「ええ、もう一杯おもちゃあるやん」と僕は抵抗した。
「でも、ちっとも遊ばないから」
「ほな、また買ってもいっしょやろ」
全く、その通りだ。
「大丈夫、ジョイに選ばせるから」
ええっ?ということは・・・
こういう事か。
やれやれ。こんなところにジョイを連れてって、大丈夫なのだろうか?
店内に入るやいなや、他の動物の匂いに圧倒されてか、ジョイはジーニィの腕の中から飛び出した。とにかくじっとしていない。
居並ぶ猫タワーの間にもぐりこんだり・・・
棚の上を徘徊したり。
とにかくジョイを落ち着かさなければ、買い物どころではない。
そこでジーニィは考えた。
「ほら、ここにいるのは可愛い動物ばかりよ」と、店内に置いてあるネズミやハムスターとご対面をさせた。
やっと雰囲気になれてきて、ジョイは多々あるおもちゃを物色しだした。
「これは、どう?ほら、面白そうでしょ」などと、いちいち話しかけるジーニィ。
ボール系統のおもちゃに興味を持ったようなので、実際にフロアで試す。
このおもちゃはあまり気に入らなかったよう。
辛抱強くセールスを続けるジーニィ。
ガールスカウトクッキー売りの経験がここで役に立つ(ホンマか!)。
突然ジョイがあるおもちゃに飛びかかった。
ボールに羽根が埋め込んであるやつ。
「ああ、これが欲しいの」と感激するジーニィ。
「よっしゃ、それ買うて、早よ帰ろ」
もうええかげんくたびれた。
ということで、その羽根つきボールと、ハーネス、綱(リーシュ)を買う事に決定。
レジ前で大人しく順番を待つジョイ。
おもちゃを買ってやったにもかかわらず(出資者はジーニィだが)、さして嬉しそうでもない。猫に小判とはこの事だ。ん?ちょっと使い方が違うような。
嬉々としてペットショップを去る二人。
このあと、ジョイは買ったおもちゃに見向きもしない事を二人はまだ知らない。
Takaya
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