誕生日にたくさんのプレゼントをもらったうちの双子。
まだ、すべてのプレゼントを開封していない。
ジーニィが大きな箱のプレゼントを開けて、何やら作り出した。
ジョイは箱のふたが気に入り、そこでゴロン。傾斜しているところが良いのだろうか?
「ジーニィ、何やってるの?あ、それ2人用のプレゼントだよ」
「知ってるわよ。リオも一緒にやれば?」
「やる、やる!」
リオは何でも組み立てるのが大好きだ。
あ、ジョイが箱の中に入った。
気にせず作業を続ける二人。
説明書を見ながら、工程を確認しあう2人。いつもはこういうところでよくケンカをするのだが、今日は珍しく協力しあっていた。ひょっとして、もう10歳になったから、これから後の人生では喧嘩をしなかったりして・・・。
ずっとやっていたい2人だったが、そうは行かない。
勉強の時間になったので、作業はストップ。
夕食の時間まで勉強して、食後に作業を再開した。
おお、かなり出来上がって来た。
緑色のレールの上をパチンコ玉を転がして遊ぶ。
細い糸をレールのあちこちにひっかけて、レールの傾斜を調整するのが難しい。
曲がりきれずにボールが飛び出したカーブを高くしてボールの勢いを消すのだが、そうすると次のカーブへの進入速度があがり、そこを曲がれなくなる。
ひとつ調整するとその後のすべてのレールの高さを変える必要が出てくる。
2人は根気良く作業を続けた。
途中、ジョイが転がるボールを追いかけ、レールの紐に爪をひっかけ外す場面が何度かあった。ボールを転がす時は、一人がジョイを押さえつけておく事になった。
時計が気になりだしたころに、やっと完成。
細かい作業だったので、完成はしないだろうと思っていたので意外だった。
ボールがうまく最後まで転がった時、二人は一緒になって喜んでいた。
なかなか幸先のよい10歳。
向こう一年、仲良くしておくれ。
Takaya
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